【甲子園常連監督】

8月14日(日)

皆さんこんにちは

今日の記事

ごく一部の監督だけなんだろうな

智弁和歌山の中谷現監督に「給料安いから辛抱せよ」と

高島前監督が言っていた事を思い出した

高校野球の監督は「甲子園出場で御殿が建つ」って本当? どれだけ稼ぐ?

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3度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭の西谷浩一監督は52歳の社会科教諭(C)日刊ゲンダイ
3度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭の西谷浩一監督は52歳の社会科教諭(C)日刊ゲンダイ

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 その昔、「高校野球の監督」は、「男が一度はやってみたい職業」の上位にランキングされるのが常だった。純真無垢(むく)な球児と一緒に汗と涙の甲子園をめざす。ドラマやマンガの王道だったスポ根の影響もあったろう。

加えて、金銭的にもウマみがあると思われた。強豪私立高の監督ともなれば、数百万円の支度金が用意され、甲子園に出るたびにボーナスが支給される。教え子がプロ野球ドラフトにかかろうものなら、指名球団からは謝礼金や裏金がもらえ、「プロに選手をひとり送り込むたびに、自家用車のグレードが上がる、自宅が大きくなる」とウワサになった監督もいた。

甲子園常連のある強豪校元監督がこう言う。

「過去には、裏金だ支度金だというウワサは確かに聞いたことはありますが、実際の高校野球の指導者は決して待遇に恵まれた仕事じゃありませんよ。教員だった私の年収は最高で900万円。高い方だと思います。私立高でもピンキリで、実績のない30代なら400万円以下という監督はヤマほどいる。私の場合は甲子園に出ても、仮に全国制覇しても特別ボーナスはありませんでした。昼間は授業を持ちながら、平日は午後の2時半から夜の7時まで練習。土日は試合があり、空いた時間があれば有望な中学生を見に行く。自宅には帰らず、寮に泊まり込むこともある。年間の休みは年末年始の1週間だけ。そんな生活を何十年も続けた。教員免許を持たない職業監督で、他県の私立高に契約金と年俸合わせて3000万円で引っ張られた有名監督を知っていますが、そんな例は一握り。好きじゃないとできない仕事なのは確かですね」

■名将・木内監督が本紙に語った噂の真相

高校球界の名将、茨城の常総学院を率いた木内幸男氏の話を思い出す。県立の取手二高を率いて1984年に全国制覇。その手腕を買われ、直後に開校したばかりの常総学院監督に就任した。生前、当時のことを本紙記者に「取手二高から移ったときも、『御殿を建てた』なんて、ずいぶんと陰口をたたかれたもんだよ」とあけすけにこう語っていた。

「実際は、最初に常総から話があった時は、月30万円。でも、当時の理事から『野球の監督にそんなにやる必要はない』と反対され、25万円からのスタートだよ。べらぼうな契約金や支度金なんて一切なかった。取手二高の時は職員でもなかったし、学校や父兄の好意で月に10万円だけだった。教え子をプロに入れて、『金をもらってる』とウワサされたけど、一度として野球で金儲けなんかしたことないよ。まあ、ひがみやっかみ、有名税だと思って気にもしなかったけどな、ハハハ」
プロ野球のベテランスカウトによれば、「中にはカネに汚いというか、堂々と袖の下を要求してくるアマチュアの監督が過去にはいましたよ。ドラフト1位クラスの選手がいるとスカウトを呼びつけ、ベンツのパンフレットを開いて、『これで』と指さすやからもいた」という。逆指名廃止のきっかけになった裏金騒動以降、そんなワルがはびこる余地は少なくなった。

高校教師の平均年収は400万円から650万円。今は、体力が有り余るやんちゃな野球部員を相手に、手を上げるのはもちろん、怒鳴っただけで問題になる時代だ。昔も今も、「好きじゃなきゃやってられない仕事」に変わりはない。

本日の逸品
焼き岩ガキ
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