【自殺をさせてしまった】

9月4日(日)

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重要人物は徹底監視するべきだった

大阪府警が大失態…資産家殺害の被疑者死亡 自殺示唆を把握しながら監視レベル上げず

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自殺の動機も不明(死亡した高井容疑者)/(C)共同通信社
自殺の動機も不明(死亡した高井容疑者)/(C)共同通信社

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 自殺の可能性を把握しながら、大阪府警はみすみす自殺を許したのか──。

大阪府高槻市で昨年7月、資産家の女性会社員、高井直子さん(当時54)が保険金目的で殺害された事件。殺人容疑などで先月25日、再逮捕された養子の高井凜容疑者(28)が1日朝、勾留中の福島署で自殺を図り、同日夜、死亡が確認された。

高井容疑者は私物のTシャツの裾部分を複数束ねて強度を上げたひも状の輪っかを逃走防止用の金網がある窓に引っ掛け、首をつっていた。看守が最後に高井容疑者が布団をかぶって横になっているのを確認したのは1日午前6時44分。それから18分後のことだった。

「毎晩7時ごろ、部屋を点検し、本や便箋、ボールペンなど就寝に必要のないものを引き揚げ、中に金属やのみ込めるようなものがないか検査します。自殺する3日前の29日の夜も居室からノートを回収した。約5時間後の30日午前0時5分ごろ、福島署の留置管理課員がノートに複数の便箋が挟まれているのに気づき、内容を確認したら、両親に宛てた遺書めいた記述があった。数行にわたって自殺をほのめかしていたため、『これはアカン』いうことで、すぐに当直責任者に報告し、監視を強化することにしました。その日のうちに署長まで報告は上がっていた」(捜査関係者)

高井容疑者はこれまでの取り調べで「逃走を考えている」と漏らし、看守のスキをうかがっていたことから、8月19日、警戒レベル2の「特異被留置者」に指定。午後9時~午前7時の夜間の警戒を強化し、通常は1時間に不定期で4回程度する巡回を5回に増やしていた。

被疑者に自殺や自傷行為の懸念がある場合、警戒レベル1の「特別要注意被留置者」に該当し、24時間態勢の対面管理の対象になるが、自殺をほのめかすメモが見つかってからも、高井容疑者の警戒レベルは変更されなかった。

■これまでの捜査が水の泡

「署内では報告が上がっていたが、今のところ福島署から留置管理課に自殺をほのめかす内容の便箋が見つかったという報告があったという情報はありません。もし、その時点で聞いていれば、詳しい情報を集め、危険性、蓋然性が高いと判断すれば、警戒をさらに高めるアドバイスをしたと思います」(府警本部留置管理課)

府警は2010年以降、新たに完成した警察庁舎には、留置施設内のトイレに順次、「自殺防止用センサー」を設置している。天井に設置されたセンサーの下に一定時間居続けると、廊下のランプが光る仕組みになっている。高井容疑者が首をくくった場所はトイレの外の窓の下だったため、センサーが反応しなかった可能性もある。

高井容疑者の自殺を許したことで、膨大な時間と大量の捜査員を投入して真相究明にあたった血のにじむような捜査が水の泡だ。

本日の逸品

蓮根・ごぼう・ひじきのきんぴら

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