ブログ更新しました【くじらカツ】

 10月14日(月)

皆さんこんにちは。
「天高く 馬こゆる 秋」
気持ちのいいお天気です
今日の記事


騒いでいるのは日本メディアだけ…村上春樹が
ノーベル賞を取れない理由

2013年10月11日 掲載


 これが何度目の「落選」だろう。村上春樹(64)が、またノーベル文学賞を取り逃がした。
 メディアは今年も「英ブックメーカーの予想では1番人気」とはやし立て、「今年こそは」とあおったが、カナダの老女性作家に持っていかれた。というより、村上氏が候補に残っていたのかは誰にも分からない。本当に誰が候補になっていたかは、50年経たないと情報公開されないのだ。
 村上氏が文学賞の有力候補と言われだしたのは、06年にチェコの「フランツ・カフカ賞」を受賞したころから。この賞を「ノーベル文学賞の登竜門」と、日本のメディアは位置づけるが、ハッキリ言って嘘っぱちだ。
「確かに04、05年と立て続けに、カフカ賞の受賞作家が同じ年のノーベル文学賞を取っています。06年の村上氏の受賞後に『さあ、彼らに続け』というムードが盛り上がったのは理解できますが、カフカ賞は01年の創設と歴史が浅い。100年以上の歴史を誇るノーベル文学賞とは比べものになりませんし、ましてや『登竜門』であるはずがないのです」(「村上春樹を読むヒント」などの著者で文芸評論家の土居豊氏)
 その証拠にノーベル文学賞とのダブル受賞者は結局、04年と05年の2人のみ。彼ら以外にノーベル賞作家はひとりも輩出していない。受賞に期待を膨らませるメディアが、勝手に説得材料に利用しているだけなのだ。
 1987年発表の「ノルウェイの森」は、国内累計発行部数1000万部超など、数々のミリオンセラー作品で知られる村上氏だが、ノーベル文学賞を選定するスウェーデン・アカデミーの好みは純文学偏重。土居氏は「作品が売れ過ぎていることも賞を逃している理由かもしれません」と、こう続けた。
「村上作品は、欧州やアジアなど三十数カ国で読まれて国際的な評価も高い。ただ、中には世界30カ国で売れている作品が、はたして純文学といえるのか、『ハリー・ポッター』などのように娯楽小説として読まれているのではないか、と疑問の声があるのも事実。日本で新作が売れるほど、海外での評価が二分されるという皮肉な結果になりかねないのです」
 村上氏自身が「ノーベル文学賞が欲しい」と発言したことは一度もない。毎年この時期に悪ノリしているのは、メディアだけだ。そろそろ、静かに見守ってあげてもいいんじゃないか。
今日の逸品
くじらのカツ


懐かしい方もおおいはず。