【監督代行】
6月8日(日)
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今日の記事
こう言うのは昨季まで西武投手コーチだった石井貴氏。「あの人」とは、5日に休養した伊原監督(65)に代わり、指揮を執ることになった田辺徳雄監督代行兼打撃コーチ(48)のことだ。 チーム内では「田辺さんの世話になっていない野手はいない」と言われており、二軍打撃コーチに就任した02年から12年まで11年間、二軍指導一筋。07年は野手総合コーチ、08年は守備走塁コーチを歴任した。監督代行に抜擢されたのは、前任者と違って選手に慕われていることも大きな理由だろう。 「細かいことをゴチャゴチャ言わない性格。指導者としても選手がちょうどアドバイスが欲しい時に、絶妙なタイミングで的確にポイントを伝えることができる。スター選手ではないので、選手の気持ちもわかってやれる。今の西武にとっては良い人事でしょう」(西武OBの山崎裕之氏) ■意外にちゃめっ気 84年のドラフト2位で山梨県の吉田高校から入団。当初はケガに悩むも、3割を打った89年から遊撃に定着。91年から2年連続2ケタ本塁打を打つなどパワーもあったが、むしろゴールデングラブ賞を2度受賞した守備力が買われていた。 元球団本部長の前田康介氏は「無口で目立たないけど、理論的でマジメな人です」とこう言う。 「ただ、アマチュア時代から“山梨の怪童”として有名でしたね。彼の結婚式に出席したら、司会者が『富士吉田駅前(現富士山駅)で100人に聞きました。富士吉田市で有名なものは? 1位は富士山。2位は? 田辺徳雄さんです!』と言ったものだから、思わず噴き出してしまいましたよ。本人も意外とちゃめっ気があるというか、内輪ではよく冗談も言ってニコリと笑っていました」 5日は主軸の浅村がケガで登録抹消。チームにとっては痛手だが、田辺監督代行就任はそれを補って余りある「朗報」となりそうだ。
地元では富士山の次に有名 西武・田辺監督代行の“評判”