エンドロールが流れる中、万雷の拍手が沸き起こり、いざ、感動のゴール…。31日に放送された「24時間テレビ」(日本テレビ系)の名物企画チャリティーマラソン。今
年は「TOKIO」のリーダー・城島茂(43)をランナーに起用。走行中に「運動オンチ」「43歳の奇跡」といったテロップを打ち、40代アイドルが24時間かけて101キロのマラソンに挑戦することの偉大さや過酷さをあおっていたが、目立ったトラブルもなく無事にゴールインした。
「運動オンチをことさら強調する宣伝文句には違和感を感じます。幼い子供たちも目にする番組であり、何かの罰ゲームや弱い者いじめと捉えかねない。テレビが世間に与える影響力を自覚した上で、いま一度熟考してほしい」(作家の麻生千晶氏)
近年はマラソンブームの過熱もあって、100キロマラソンは国内のあちこちで開かれている。それらの大会に参加する40代、50代の市民ランナーは珍しくなく、むしろ、40代は完走者のボリュームゾーンだ。
■出場決定後も夜な夜な“お持ち帰り”の余裕
「40代は20代、30代より体力面での衰えは否めないものの、走り方の効率を上げることでその持久率を十分にカバーできる世代。マラソンという種目自体も同じ動作を繰り返すので、他競技と比べて難易度もそう高くはない。短期間でも走行距離に見合ったロスの少ないラン指導を受けることで、おのずと結果はついてくるでしょう」(フィジカルディレクターの平山昌弘氏)
その上、24時間マラソンには“完走請負人”ともいわれる名物トレーナーがいる。練習はおろか、本番当日も付きっきりで伴走するのだから、至れり尽くせり。
リーダーも万全のフォロー態勢に気が緩んだのか、マラソン出場が決まって以降も、複数の美女と夜な夜な泥酔&お持ち帰りする姿が一部週刊誌でキャッチされていた。
完走後は、サプライズゲストとして登場した往年の名プロレスラー、ミル・マスカラスからマスクのプレゼントを受け取り笑顔だったリーダー。感動と奇跡の安売りというしかない。
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特選 関あじ

これだけ食べに来ても値打ちあります。