【親子鍋】
12月13日(土)
皆さんこんにちは。
忘年会シーズン真っ只中。
会社関係など飲む機会が多と思います。
普段の憂さ晴らしが・・・
今日の記事
忘年会シーズン 周囲をウンザリさせる「話がつまらない男」
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2014年12月12日
■ネガティブ上司
あなたの周囲にも必ずいるだろう。
「誰かが仕事のアイデアを言うたびに“それはちょっと無理だろう”とか“見通しが甘いんじゃないか”とか真っ先に否定的なことを言ってしまう人たちです。自分の考えが深いこと、あるいは慎重なことをアピールして先輩風を吹かせたいのでしょうが、まったく逆効果です。むしろ、“できない理由を並べる”のではなく“実現するにはどうしたらいいか”をアドバイスするくらいでないと部下の尊敬は得られません」
こう言うのは社内の対人関係などに詳しい杉山崇・神奈川大学教授(心理学)だ。心理学の世界ではこの手の人たちを「自己愛人格者」と呼ぶ。
■キーワード横取り男
これもよくあるパターン。他人同士の会話の中に、自分の興味のあるキーワードを見つけると、突然、その話を“横取り”して、大声で強引に自分の話題(往々にして自慢話)に持っていってしまうタイプだ。
「たとえば、世界中の石油の埋蔵量を話そうとして“石油”という言葉を出した途端、“オイルショックの時は苦労した。幸い、俺が通産省にかけあって……”などと始める人です。部下にしてみれば言いたいことが言えなかったばかりか、余計な自慢話まで聞かされて鼻白むばかりです」(杉山教授)
■悪口ジョーク
部下の関心を引こうとしてジョークを言おうとする。それはそれで結構なことだが、他人の悪口をジョークと勘違いしている手合いだ。たとえば、「あいつ(同期の社員)も今じゃいっぱしの顔してるけど、若い頃は……」などと失敗談をダラダラと並べる。聞かされる方は「じゃ、あんたはどうだったんだよ」と言いたくもなる。
これも同じ職場に1人や2人は必ずいる。
「それまで仕事の話には一切口を挟まなかったのに、自分が興味のある分野の話になると途端に冗舌になる人々です。たとえば、今だったら“自転車”や“ジョギング”。どこそこのメーカーがいいとか、ウエアは○○に限るなどととうとうと述べる。まったく興味ない分野だけに聞かされる方はいい迷惑です」(杉山教授)
■スマホ男
これは上司より今どきの部下に多い。たとえば今だったら「エボラ出血熱」の話で周囲が盛り上がっていたとしよう。すると、やおらスマホを取り出し「ウィキペデ
ィア」か何か見ながら「それは○年にどこそこで発見され、潜伏期間は○カ月。現在世界中の感染者は○人」などと得意げに話し、会話を打ち切ってしまうヤカラのこと。いるよね~。そういえば10月まで本紙で「根掘り葉掘り」を連載していたキャスターの堀尾正明氏は雑談力についてこんなことを書いていた。
「実は雑談上手な人は、話し上手というより聞き上手な人です。雑談がうまい人は他人からいろいろな意見を引き出すことができるから、より多くの情報を掴むこともできるのです」
亡くなった高倉健じゃないけど、相手の話をジッと聞いてあげる。結局はこれが人の心を掴む近道ということか。
今日の逸品
真鱈と白子の親子鍋
