【成宮卒業】

 

2月8日(日)

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成宮寛貴は卒業も…ドラマ「相棒」サザエさん的定番化の秘訣

 テレビ朝日系「相棒」で、水谷豊演じる杉下右京の“相棒”がまた代わる。4日、3代目・甲斐享役の成宮寛貴が今シーズンをもって卒業すると正式に発表された。

 成宮は12年10月のseason11から現在のseason13まで3年間出演。最初は華奢で親子ほど年の離れていることから、大丈夫かと思ったが、徐々に相棒らしくなってきただけに残念。

 この“3シーズン”は正義感が強く、若さゆえに暴走しがちな「カイト君」が右京の下でいかに成長していくかという、成長物語でもあった。事件解決だけでなく、そちらのサイドストーリーを楽しむこともできた。

 そう考えると、行動派で感情的な寺脇康文の初代・亀山薫、2代目は頭脳派の及川光博演じる神戸尊、それぞれに良さがあり、右京の相棒が代わることでその化学反応を愛でるのも、「相棒」ワールドの楽しみ方ではないだろうか。

その昔、「太陽にほえろ!」でも新人刑事が定期的に殉職していたが、刑事ドラマのマンネリを防ぐためには入れ替えは不可欠。水谷との不仲説を騒ぎ立てるのはヤボというものだろう。

 最近はマンネリと言われることもあるが、腐っても「相棒」で、この1月期のドラマが軒並み崩れる中でも4日放送の平均視聴率は16.6%と好調だ。

 今回、成宮の卒業を発表したことで、早くも4代目相棒は誰? などと話題沸騰。放送前ではなく、半ばでの発表はそんなふうに話題になることを見越したうえでのことに違いない。最近、何かと問題続きのテレ朝だが、こと「相棒」に関しては実に用意周到。「相棒」を切り札にテレ朝の巻き返しなるか。そんなところも注目したい。

 ところで「相棒」をただの刑事ドラマと侮ってはいけない。人気ドラマにはちゃんとわけがあるのだ。昨年、都内デパートで「相棒」の世界観を再現した「相棒展」なるイベントがあり、物見遊山で行ってみたが、休日ということもあって、入場するのに長蛇の列が出来ていた。
長く放送されているため、その世界観を視聴者が共有できる。取り扱う事件はタイムリーで世相を反映。ドラマと現実の狭間で、来場者を楽しませるのだ。


 ひとつ気になるのは杉下右京の年齢。持ってるガラケーがスマホにかわっても、歴代“相棒”が代わっても、右京さんは変わらず。ある意味、「サザエさん」と同じ、国民的番組のお約束か!?(コラムニスト・桧山珠美)


今日の逸品  

太刀魚塩焼き

肉厚で美味! ご笑味ください。