【奥田瑛二の娘】

 

2月17日(火)

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2度目の「ブルーリボン」 安藤サクラの“特異性”に絶賛の声

「アクの強いキャラクターをあまりにも自然に演じるから、逆に目立たない。これは凄いことです」(映画批評家の前田有一氏)

 12日の「第57回ブルーリボン賞」授賞式で2年ぶり2度目の主演女優賞を受賞した安藤サクラ(28)。昨年公開の主演映画「0.5ミリ」「百円の恋」が評価されての受賞となった。

「安藤家」は言わずと知れた俳優一家。会場で娘の晴れ姿を見守っていた父は、俳優で映画監督の奥田瑛二(64)。母はエッセイストの安藤和津(66)、姉の安藤桃子(32)は映画監督として活躍中で、さらにサクラの夫は俳優・柄本明(66)と角替和枝(60)夫婦の長男で俳優の柄本佑(28)である。

 サクラは5歳のときに父の舞台を見て女優になることを決意したという早熟。小学2年のとき「芸能一家」「2世女優」という周囲の声が気になり、一度は思いを封印。中学3年生のとき、校則を破って六本木のジョナサンでバイトを始め、ピザ屋のデリバリー、カフェバー、電機メーカーの派遣宣伝員なども経験し、高校のとき再度女優の道へ。すぐさま頭角を現したものの、やはり「奥田瑛二の娘」という枕ことばが取れることはなく、涙を流すこともしばしばだったという。


■作品に溶け込みすぎて目立たない


 それでも実力はホンモノ。10年公開の映画「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」では「ブスでワキガでバカ」という女の子の役を、12年の「かぞくのくに」(1度目のブルーリボン賞受賞作品)では北朝鮮に渡った兄を持つ在日コリアンの妹など、クセのある役を次々とこなした。映画批評家の前田有一氏がこう続ける。

「『愛のむきだし』では怪しい宗教団体の教祖の右腕という役だったし、『家路』では震災後にデリヘル嬢に復帰する母親の役を演じていました。本来、そういう難しい役や色気のある役を普通の女優がやれば浮いてしまうのですが、彼女の場合はあまりにも自然に演じているから、わざわざそこに目がいかない。どの作品にも溶け込みすぎて逆に目立たないのです。与えられた役を忠実に演じられる女優だと思います」サクラも自身を「人の操り人形でいるのが好き。監督に言われて全力を出すのが性に合っている」とインタビューで語っていたが、どんな役にも対応できるのは、毛並みの良さはもちろん、一筋縄ではいかない人生経験のタマモノだろう。


 芸能リポーターの川内天子氏も「個性的な顔立ちは一度見たら忘れない。独特な雰囲気は彼女にしかないものがある。美人は主役しかできない場合もあるけど、彼女の場合は年齢を重ねてどんな女優になるのか想像もつかない」と期待を込める。

「百円の恋」や「春を背負って」などで共演した新井浩文(36)は「現役女優でナンバーワン」と断言しているが、家に帰ると「自称・かわいい奥さん」という安藤。スーパーでは見切り品を探し、ヘアメークのつかない仕事ではドラッグストアのテスターで化粧を済ませ、「無印良品」のカシミヤセーターを「ちょっといいの」と表現する。この庶民派感覚が実は演技の原点であり、キモなのかもしれない。



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