【しらないふり】
5月5日(火)
皆さんこんにちは。
子供の日
いいお天気なりました。
絶好の行楽日和です。
今日の記事
オウム麻原彰晃「死刑執行Xデー」5月16日説が流れる理由
今日の逸品
焼き魚の横綱
きんきの塩焼き
結わずと知れた美味魚でございます。
自慢話はやめて人の話に耳を傾けよう。
「作法」
作法というのは、
突き詰めて考えれば、他人への気遣いだ。
具体的な細かい作法をいくら知っていても、
本当の意味で、他人を気遣う気持ちがなければ、…
何の意味もない。
その反対に、作法なんかよく知らなくても、
ちゃんと人を気遣うことができれば、
大きく作法を外すことはない。
駄目な奴は、この気遣いがまったくできていない。
人の気持ちを考えて行動するという発想を、
最初から持っていないのだ。
他人への気遣いで大切なのは、
話を聞いてやることだ。
人間は歳を取ると、
どういうわけかこれが苦手になるらしい。
むしろ、自分の自慢話ばかりしたがるようになる。
だけど、自慢話は一文の得にもならないし、
その場の雰囲気を悪くする。
それよりも、相手の話を聞く方がずっといい。
料理人に会ったら料理のこと、
運転手に会ったらクルマのこと、
坊さんに会ったらあの世のことでも何でも、
知ったかぶりせずに、
素直な気持ちで聞いてみたらいい。
自慢話なんかしているより、
ずっと世界が広がるし、
何より場が楽しくなる。
例え知っていたとしても、
一応ちゃんと聞くのだ。
そうすれば、専門家というものは、
きっとこちらの知らないことまで話してくれる。
井戸を掘っても、
誘い水をしないと水が湧いてこないように、
人との会話にも誘い水が必要なのだ。
北野武