14人が総額約185億円の違法行為と贈収賄で起訴され、一大スキャンダルへと発展しそうな国際サッカー連盟(FIFA)の汚職事件だが、きっかけはなんと元理事の脱税だったというからびっくりだ。
2011年にチャック・ブレイザー元理事(66)が巨額の脱税容疑で米司法当局に摘発され、司法取引でFIFAの汚職を洗いざらいぶちまけたのだ。しかも、同氏はおとりになって、この4年間、FIFAの主要な関係者との会談を隠しマイクで録音。これで米司法省は、動かぬ証拠をつかむことができたというわけだ。
ブレイザー氏はもともと北中米カリブ連盟の資金約17億円を横領、90日間の活動停止処分を受けるなど、いわく付きの人物。ところが同氏はがんで余命が長くないと分かり、司法当局に全面協力となったようだ。
現地27日(日本時間28日)、米ブルックリン連邦地検は会見で、事件の経緯や起訴内容などを記載した分厚いファイルを報道陣に配布。10年南ア大会開催で南ア側から、FIFAの元副会長側に約12億円の賄賂が渡った疑いなど、具体的なケースが明らかにされている。
FIFA本部のあるスイス当局も協力。本部を家宅捜索し、コンピューターなどを押収した。18年ロシア、22年カタール大会開催についても、これまでさまざまな疑惑が報じられてきた。米リンチ司法長官は「今回の起訴は取り組みの端緒に過ぎない」とコメントした。
■会長選は予定通り実施か
ただ、FIFAはスイスのチューリヒで28日に総会を開き、29日に会長選を実施する予定で、現地では広報担当者が会見。総会も会長選も予定通り行うとし、かねて招致絡みの汚職が疑われていた2018年のロシアW杯、22年のカタールW杯の開催に関しても、影響はないと強調している。
しかし、FIFAの現役幹部が逮捕されたのは会長選の2日前。選挙は98年からFIFA会長の座に君臨して今回5選を目指すブラッター現会長と、ヨルダン協会会長のアリ王子の一騎打ちになっている。
あまりにもドンピシャのタイミングで行われた今回の逮捕が、長年にわたって染み付いたFIFAの“金権体質”に大打撃となるのは必至だ。
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