【6月突入】

 

6月1日(月)

皆さんこんにちは。

早いもので今日から6月水無月です。

今日の記事 

敬語は難しい

どんどん乱れる敬語 違和感の元凶は“バイト用語”と責任回避

 コンビニで「こちらでよろしかったですか~?」、酒宴で「何飲まれますか?」と耳障りな敬語に出合う。「ポテトの方は大丈夫ですか?」と言われて、ポテトは方角でもないし、「大丈夫って何が心配なんだ」とツッコミたくなるのは年のせいではないはず。違和感の元凶を調査してみた。

「『~になります』『~でよろしかったですか』などは、コンビニ、ファミレス、ファストフードなどで使われているので、“バイト用語”と言われています。バイト用語は研修で奨励されているわけでもありません。ただ、言葉は、同じ集団の中で使われると伝染します。一部で使われていたものが自然と広まったのでしょう。現状、現場では容認している企業が多いですね」

 こう言うのは企業研修の専門家、グローイング・アカデミー副学長の奥野律子氏。

 バイトならまあOKでも、もちろん社員はNGだ。「すべらない敬語」などの著者で元文化放送アナウンサーの梶原しげる氏は、「バイトに求められることは、オーダーを取る、ちゃんと運ぶ、という最低限の仕事。それで言葉遣いは大目に見てもらえたりするのでしょうが、ビジネスの現場では通用しません」と言う。

バイト用語に慣れていると、営業先でも『お名前さま頂戴できますでしょうか?』と言ったりする。最上級の敬語だと誤解して「お」と「さま」の二重敬語になってしまうのだ。しかも名前は、「もらう」ではなく「伺う」が正しい。加えてこのフレーズは水商売でよく使われるものだから、「キャバクラじゃない」と叱られるのがオチ。

「そんな当たり前のことに気付かぬまま年を重ねると、周囲の信用を得られません。こんな相手には大きな仕事を任せられないし、昇進も滞る。次のステージに進めない人間になってしまうのです」(同)

 ちなみに美化語はケース・バイ・ケースで、「お電話」と言っても、「おメール」とは言わない。外来語には「お」をつけないのが大まかなルールである。しかし「おソース」は実際に使う。例外が非常に多いので、常にアンテナを張らなければならない。

■自信のなさも敬語を狂わす

 同じ表現の多用も要注意だ。気が付くと『存じます』『~と考えます』『~と思います』『ですから~』といった言葉がメールにあふれていたりするが……。

「同じフレーズを繰り返すと、知性を疑われます。知性がなければ敬語の美徳は伝わりません。表現の言い換えを心がけましょう」(同)

 文化庁の「国語に関する世論調査」によると、敬語が苦手なのは若者よりもむしろ50過ぎの中高年だという。

(1)年長者は敬語を使う必要がない(2)間違っても指摘されない(3)自分が正しいと信じて疑わない――からだそう。過信せず、アップデートする感覚が必要だ。

 近年の敬語の乱れの根底には責任回避の気持ちがある、と奥野氏は指摘する。
「昔、消火器サギで『消防署の方から来ました』というのがありました。消防署員ではないけれど、ウソともいえない表現です。クレームや揚げ足をとられることを恐れ、曖昧な敬語、二重敬語が増えているともいえます」

 自信がなく腰が引けていると、敬語もおかしくなるというわけだ。

「タクシーで今どこを走っているかと尋ねたら、『成増になります』と言われたことがあります。『成増です』で十分。正しい敬語を身につけるには、退路を断つマインド、言い切りが必要です。しくじったらその時は潔く謝罪すればいいのです」(前出の梶原氏)

 自分が発する言葉ぐらい責任を持ちたいものだ。


今日の逸品  

ニタリクジラ

 
世界最大のシロナガスクジラと同じナガスクジラ科のクジラです。ナガスクジラ科には6種類が含まれますが、ニタリクジラは上あごに3本の線があることで他のクジラと簡単に見分けることができます。

また、黒潮より外側の沖合に住むニタリクジラは餌や繁殖場を求めて回遊をするのですが、土佐湾などの沿岸に住むニタリクジラには1年中そこにとどまっている個体が多いようです。 体長は12~15m、土佐湾で見られるクジラの仲間のうち、マッコウクジラに次いで大きいクジラになります。

くじらのカツでご笑味ください。