“勤勉”な日本人サラリーマンは休むのが苦手――。仕事で結果を出したい人ほど、休むことで逆に罪悪感を持ったり、ストレスを抱えるという。年間、文化人・エッセイスト養成講座で800回の授業を行い、100回のイベントを主催する潮凪洋介氏は、講演や原稿執筆などに追われる多忙な生活を15年間続ける。潮凪氏が分析した“デキるビジネスマン”の5つの休息術とは――。
(1)2時間作業し、1時間寝る
明日までに仕上げなくてはならない仕事。人には頼めないから今夜は徹夜だ――。
「“睡眠の力”を借りることです。『睡眠は小さな死』といわれる通り、起きるたびにリセットされる。作業が完了するまで、2時間作業→1時間睡眠を繰り返す。カフェインは20分後くらいから覚醒し始めるので、飲んでから浅い睡眠に入る。早く起きて仕事をする方法は、仕事量によっては間に合わなくなったり、寝坊の恐れがあります」