【巨人指揮官勇退】

 

10月20日(火)

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今日の記事 

次は由伸くんが有力みたい


退任後は肩書なし…G原監督「1年はフラット」に透ける思惑

 原辰徳監督(57)が巨人を去った。昨19日、都内の読売新聞東京本社内で渡辺最高顧問、白石オーナーと会談し、辞任することが正式に決定した。

 その後、会見に臨み、「ここ3年間、成績が上がらなかった。そろそろ潮時ではないかということ。そろそろ新陳代謝することの方が、新監督のもとチームを託す方が、巨人にとってもプロ野球にとっても正しいと思った」と退任理由を説明。今後については「あまりに背負っていたものが大きい。ゆっくり寝て、ゆっくり起きてということ。それでムクムクというものがあるなら考えればいい。今のところは何も考えていない。1年はフラットな形で、自分で何かやるにしても、ボランティア的な部分で動きたい」と柔らかい表情で、時折笑みを浮かべながら話した。

 前回、03年の辞任後は「特別顧問」に就いたものの、今回はSD(シニアディレクター)やSA(シニアアドバイザー)のような球団ポストへの就任はなし。会見に同席した白石オーナーは「フラットな状態で縛られない形でという原監督の意思を尊重しようと。ON(王、長嶋)に次いで巨人の宝、野球界の宝。いずれは助言、指導してもらう形にしたい」と持ち上げたが、球団の本音は違うようだ。さるチーム関係者が声を潜めて言う。

「以前、原監督は辞めたらGMに就任するという噂があった。今年新GMが誕生し、その話はなくなったものの、原監督がSDなどに就任すれば、例えば自身の右腕でもある斎藤投手コーチを次期監督に推薦したり、逆に折り合いがあまり良くない川相ヘッドコーチを候補から外したりするかもしれない。次期監督についてオーナーは『(原監督の)意見も聞いた』と話したが、あくまでも建前ですよ」

■球団には権力増大のトラウマ

 前回、原監督が「特別顧問」に就任した際、当時の渡辺オーナーは「今後の戦力補強についても協力を惜しまないと約束してくれた」と発言。他の球団幹部も「球団のサポートで渡米してもらって外国人選手の調査役をやってもらう」と付け加えたものの、実際はただの「お飾り」。そんな仕事はもちろんしていない。

「03年の事実上の解任も三山球団代表と揉めたことが原因。11年も清武代表兼GMとのケンカが清武騒動の発端となった。いずれもコーチ人事や戦力補強などで、どちらがイニシアチブを取るかという争いだった。原監督は何でもやりたがる人。今回、球団が続投要請しなかったのも、12年に及ぶ長期政権で権限が増大し、誰もブレーキをかけられなくなったことが原因のひとつ。読売にも球団にもそのトラウマがある。前監督が影響力を残すと、新監督やチームが混乱する。それが原監督ならなおさら
。キングメーカー気取りでいろいろとやり出したら、やりにくくてしょうがないというのが球団の本音です」(前出のチーム関係者)

原監督だってバカではない。前回の「特別顧問」がお飾りにすぎなかったことも、球団の本音も、もちろん分かっている。今回、たとえアドバイザーのようなポスト就任の要請があったとしても、受けたかどうかは定かではない。まして、ポストにしがみつく気もさらさらない。だからこそ「1年はフラットな形」と強調したのだ。

「原監督は本音の部分では球団を快く思っていない。最後まで続投要請しなかった球団を見返してやろうとすら考えているんじゃないか」とは、ある球界関係者だ。

 通算12年でリーグ優勝7度、日本一3度。09年WBCでは侍ジャパンを率いて2連覇へと導いた実績がある。「巨人」の肩書が取れれば、他球団から監督のオファーが舞い込むことは必至である。

「くしくもこの日、DeNAの新監督にラミレスが就任することが発表された。とはいえ、初の監督業で指導力は未知数。球団には将来的に地元・神奈川の東海大相模出身でもある原監督を招聘し、巨人を超える常勝軍団を築き上げるという壮大な構想がある。日本ハムも大社オーナー代行が原監督を高く評価していると聞いています」(前出の球界関係者)

 原監督は会見で「近々どこかの監督、コーチをやることは今のところないと思う」と言って報道陣を笑わせた。なにしろ来季の監督は巨人以外決定済み。ただ、将来的な話であれば、笑い話では済みそうにない。肩書すら残さない完全退団は、原監督の巨人への決別宣言と見るべきである。

今日の逸品   

若鶏の照り焼き 実山椒の香り  

春に採った実山椒。

ピリリと山椒のいい香りが食欲をそそります。