【鷹強し】

6月21日(火)

皆さんこんにちは。

九州では猛烈な雨・・

熊本は心配です。

今日の記事  

交流戦も強し

鷹はなぜこんなに強いのか かつての巨人とは違う適材適所の補強

2016.06.21

 

 

工藤監督は7回1失点の力投で8勝目をあげた武田(右)を気遣った
工藤監督は7回1失点の力投で8勝目をあげた武田(右)を気遣った

  • <p>阪神戦の5回、ソフトバンクは満塁本塁打を放った城所を工藤監督らが笑顔で迎える。最高の形で交流戦を締めくくった=6月19日、甲子園球場</p>
  • <p>過去の最高勝率球団</p>

 

 どうしてこんなに強いのか。ソフトバンクは19日・阪神戦(甲子園)で、強力打線が7安打で8点を奪い快勝。この日時点でセ・リーグ球団から13勝4敗1分けで勝率.765をマークし、交流戦で2年連続6度目の最高勝率を決めた。パ・リーグでも2位・ロッテに7・5ゲーム差をつける大独走状態と圧倒的な力をみせつけているが、その要因として球界周辺からは〔1〕資金力〔2〕スカウティング力〔3〕育成システムの熟成などがあがっている。 (宮脇広久)
 「対戦することの少ない相手投手から打者がよく打ってくれたし、投手も頑張ってくれた」
 試合後、工藤公康監督(53)は満足げな笑みを浮かべた。普段は対戦することのないセ・リーグ球団との交流戦は、データ分析や戦術以上に、選手個々の力量の差が出やすいからだ。
 たとえば横浜DeNAの先発陣の柱・井納は、9日の対戦(ヤフオクドーム)で先発し7回4失点で敗戦投手となった。「正直言ってセ・リーグでファウルや空振りを取れる球が、ソフトバンク(の選手)には打たれる。初回に3連打されたが、普段対戦していない投手にいきなりドンピシャでタイミングが合うのは反射神経や身体能力としかいいようがない」
 右腕が白旗を掲げたほど、才能豊かな選手たちがそろう第1条件は、球団の資金力にあるのは間違いない。今季の外国人選手を含めた球団の支配下選手の推定総年俸は49億9500万円。2位・巨人の45億8400万円を抑え断トツだ。
 某球団の編成担当者は「3年12億円で米大リーグから日本球界に復帰し2年目の松坂は故障で戦力になっていないが、今季メジャーから戻った和田、移籍3年目の守護神サファテ、一昨年まで韓国サムスンに在籍し今季6勝1敗のバンデンハークらには、他球団がオファーしたその倍額を提示したと聞いている」とじだんだを踏む。

19日現在での支配下選手66人の他にも、1軍戦出場資格のない育成選手21人を抱え、所属選手は総勢87人に上る。
 特に育成選手に関しては、12球団トップの巨人の23人に次ぐ。今季6勝0敗の千賀、同じく1勝ながら10年目で通算23勝の左腕・山田らは育成選手出身だ。
 某球団関係者は「“センスはあるが体力不足”というような高卒選手に対し、以前はドラフトでの指名を回避し大学進学などを勧めスカウトが追跡調査をしていたが、今は育成枠でごっそり獲得する」と“青田買い”の実情を明かす。これも資金力があればこそだ。
 チーム内ではスカウト陣の目利きをたたえる声がある。「このチームの最もすごい所はスカウティング力だと思う。すごい素質を持っている選手がやたら多い」(飯田外野守備走塁コーチ)
 また前出球団関係者は「かつての巨人が他球団の4番打者をかき集めたのとは違い適材適所。補強ポイントに合う選手を獲得している」と話す。
 現有戦力が充実していることで育成にもゆとりが生まれる。ドラフト1位・高橋純平投手(県岐阜商高)は慎重に調整を重ね、5月28日のウエスタン・リーグ広島戦(筑後)でプロ初登板。無理をさせていない。
 楽天関係者は「本来はそれが理想。ウチのオコエは走・守はともかく打はまだ非力。それでも1軍で起用するのは彼以上の選手がいないから。無理して大きな故障につながらなければいいが」と渋い表情を浮かべる。
 追い上げる意欲さえ根こそぎ奪うような若鷹軍団の強さは、来季以降も続きそうだ。

 

今日の逸品  

 

賀茂なすの田楽

これからの季節が旬になります