【リオ断念】
6月23日(木)
皆さんこんにちは。
暑い日が続きます。
今日の記事
ロシア陸連による組織的ドーピングで同国の陸上選手がリオ五輪に参加できなくなった。
リオ断念のサニブラウン 2020年東京五輪へのダメージは

むしろ懸念は4年後だ。
22日、日本陸連は男子短距離のサニブラウン・ハキーム(17)が左太もも違和感のため、24日から開催される日本選手権を欠場すると発表した。同大会はリオ五輪の選考会も兼ねているため、事実上のリオ断念だ。
サニブラウンは日本陸連を通じて、「苦しい決断をしなければならず、悔しい気持ちでいっぱいです」とコメントした。
しかし、問題は20年東京五輪がぶっつけ本番になることだ。例えば冬季五輪では女子ジャンプの高梨沙羅がW杯で勝ち続けながら、本番の14年ソチ五輪は4位止まり。五輪初出場の重圧に押し潰された。サニブラウンも、リオを経験出来ないことがマイナスにならないか。
スポーツライターの高野祐太氏がこう言う。
「五輪では目標と定めている大会の1つ前の五輪に出場することが大きな財産になります。サニブラウンは昨年の世界陸上(北京)に出場していますが、メディアの注目度やプレッシャーは、五輪とは比べものにならない。さらに選手村という特殊なシステムも、五輪独特のものですからね。世界大会と五輪の違いについては、多くの選手や監督も口を揃えています」
懸念がある半面、高野氏は「それでもサニブラウンなら大丈夫かもしれない」と、こう続ける。
「初出場だった昨年の世界陸上では、高校2年生という年齢にもかかわらず、堂々とした走りで準決勝まで進出している。それだけメンタルが強靱な選手です。サニブラウンを指導する城西高校の山村監督は、『リオはタナボタで行ければいい』と話していた。『サニブラウンはまだ高校生です。目先の大会にとらわれず、将来的に大きく育てばいい』というのが山村監督の指導方針です。少なくとも、リオ五輪欠場でも焦りはないでしょう」
経験値のなさを度胸でカバーできるといいのだが……。
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