【名アシスタントがミソ】
8月7日(日)
皆さんこんにちは。
高校野球とオリンピックが始まり見るのが忙しくなりそう
今日の逸品
テレビ界でも高齢化 大物老人の陰に“介護タレント”あり

「週刊文春」に「四角い仁鶴がまぁ~るくおさめまっせ~」でお馴染みの「バラエティー生活笑百科」(NHK)から司会の笑福亭仁鶴が勇退するのでは!? という記事が載っていた。
真偽のほどはわからないが、いわれてみれば、4月から番組はプチリニューアルし、“室長補佐”として桂南光が新たに加わり、ダブル司会になっている。仁鶴の出番が減ったのは確かだが、メーンはあくまでも仁鶴。南光は仁鶴の手足となってフォロー。そんな2人のやりとりはおじいちゃんと介護士のように見えなくもない。
仁鶴79歳、南光64歳という“老老介護”の現実。日本社会の縮図がこんなところにもという感じだが、なにもこれはこの番組に限ったことではない。仁鶴と同じく、関西落語界の重鎮、桂文枝(73)の「新婚さんいらっしゃい!」(テレビ朝日系)もそうだ。
3月に泥沼不倫が発覚し、まだまだお盛んな文枝だが、スキャンダル発覚後は「真田丸」の千利休役が乗り移ったかのように一気に老け込んだ。「新婚さん」名物といえば、文枝が椅子から転がり落ちる“転がり芸”だが、これとて最近は転がり落ちるたびに、骨折するんじゃないかとヒヤヒヤする。
文枝を起こし、転がった椅子を元の位置に戻すのは歴代アシスタントの仕事で、山瀬まみもそれを忠実にやっているが、文枝が老けた分、悲哀が出て笑えやしない。文枝の隣にいることで若者代表を気取っている山瀬も今年47歳。20代の新婚さんたちにしてみれば、母親とおじいちゃんに話を聞いてもらっているようなものではないか。
さらにさらに、「路線バスで寄り道の旅」(テレビ朝日系)で徳光和夫(75)の“介護士”といえば田中律子(45)。バスで熟睡する徳さんを優しく起こし、怠ける徳さんを打擲。その手腕はさながらベテランの風情。徳さんも「律ちゃん、律ちゃん」と信頼している様子だ。
もっとも、この番組以外で田中を見ることはなく、田中にしてみれば、徳さんサマサマ。番組が続く限り、徳さん専属介護士として将来も安泰なのだから。
他にも「新・情報7daysニュースキャスター」(TBS系)で暴走するビートたけし(69)を時にいさめ、時に優しく無視する安住紳一郎アナ(43)、「ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)でアワアワする橋本大二郎(69)を素早くフォローする大下容子アナ(46)、元気すぎる老人・黒柳徹子(82)にも近藤真彦(52)がついている。
超高齢化時代、テレビに老人がいっぱい。そして老人のいるところ、介護タレントあり。
今日の逸品
静岡産 活あじ
いわゆる根つきのあじ 回遊しない鰺の事
くじら好きの方お待たせしました
ミンククジラがようやく入荷しました!
くじらカツは旨い!