【小正月】

 

1月15日(日)小正月

皆さんこんにちは。

大雪でした

今日の記事

地上波でジブリ映画やってますね

「この世界の片隅に」キネ旬ベスト・テンで1位獲得のワケ

 ちょっとした驚きである。昨年公開の日本映画を対象とした「キネマ旬報ベスト・テン」で、ヒット中の「この世界の片隅に」がベストワンに輝いた。アニメーションのベストワンは宮崎駿監督の「となりのトトロ」以来28年ぶりだという。
 驚いた理由は2つある。アニメの評価には比較的厳しい映画評論家中心の映画賞で本作がかなりの大差で選出されたこと。そしてもうひとつは、実写映画のふがいなさだ。これらの要因が微妙に絡み合っての今回の結果といえるだろう。
「この世界の――」が素晴らしいアニメなのは、同賞の選考者の一人である筆者もすんなり同意する。戦争を介し、広島・呉に生きる一人の女性の成長譚が実に繊細に描かれている。徹底した取材力を駆使したアニメならではの細やかな表現が圧巻で、思わず心をつかまれる。この一本には、今一度見つめ直さないといけない日本人の社会と生活、なかんずく、人が生きていく尊さの神髄が詰まっている。おそらくアニメも実写も関係なく、映画そのものとして、多くの映画評論家は率直に評価したのだと思う。

ただ本作をアニメを超えたアニメだとはいいたくない。アニメの表現力を突き詰めていったら、崇高でかけがいのない人の世の境地にまでたどりついてしまった。そんな感じがしてならない。
実写では、多くの選考者の賛同を得る作品がなかったのだろう。それこそが問題だ。実写作品はアニメの虚構の世界とは違って、生身の人の肉体、精神がストレートに息づく。この場が今、少しずつ衰退していく予感がある。今回の結果はそのひとつの兆しだろうか。映画関係者は、アニメ評価の広がりに浮かれてはいられない。

 

 

本日の逸品 

雪の多い日には これ!

 

雲子 くもこ(真鱈の白子)

 

 

鮮度抜群!女性が大好きな逸品