【ヒット商品 30年】

2月26日(日)

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「辛口」が代名詞

今年30周年 アサヒスーパードライは5000人嗜好調査が原点

マーケティング第一部次長の松葉晴彦氏(C)日刊ゲンダイ

マーケティング第一部次長の松葉晴彦氏(C)

「アサヒスーパードライ」は、言わずと知れたビールのトップブランドだ。1987年3月に日本初の辛口・生ビールとして発売以来、絶大な支持を獲得。累計販売数量は37億箱を超える。
 はじまりは5000人調査だった。80年代半ば、アサヒビールの市場シェアは10%を割り込んでいた。その危機的状況をひっくり返したのが消費者志向の商品開発。
「ビールは苦くて重いが当たり前となっているが、果たして実際の嗜好はどうか。東京と大阪で消費者5000人の嗜好調査を実施すると、じつは口に含んだときのうまさや、すっきり飲みやすい爽快感のあるビールを求めていることが分かった」(マーケティング第一部次長の松葉晴彦氏)
 つまり、苦味ではなくコクとキレ。まずは86年に新しく「アサヒ生ビール(通称コクキレビール)」を発売すると大反響。シェアも上昇したが、ここで満足しなかったからこそいまがある。ビールの嗜好の変化は、肉や揚げ物などが増えたことも一因。となれば、今後はもっとすっきりしたものが好まれるようになるはず。どん底の会社が守りの姿勢ではダメだと、一歩先を見据えてさらなるコクキレを追求。

 

■いまもユーザーの声を重視
かくして87年、キレ味爽快な「アサヒスーパードライ」が誕生する。辛口という、従来にはない新しい味わいのビールということで、若い世代をターゲットに都会的なイメージを訴求。これがウケた。店頭などでの試飲会も奏功し大ヒット。翌88年には7500万箱を売り上げ、シェアも20%まで回復した。89年には年間販売数量1億箱を達成。以来28年連続で1億箱超えを続けている。
90年代は一時低迷するも、鮮度向上活動により息を吹き返し、96年から売り上げナンバーワンの座は揺るがない。つねに新しい価値を提案し続けているのも強さの理由だ。たとえば10年から飲食店で展開している氷点下のスーパードライ「エクストラコールド」。人気は定着し「ビールへの関心が薄れている若い世代に、もう一度スーパードライへトライしてもらえるよいきっかけになっている」(松葉氏)。

 

改めて、5000人調査が原点であり、いまもユーザーの声を重視する。絶対品質を守り続けているという自負。それをもって、発売30周年の今年、新たな飲用機会と飲用の場を創出する取り組みがスタートした。現在は、春限定で桜の花びらをラベルに施した通称「ピンクのスーパードライ」を発売中。過去2年も展開しているが、今年はお花見の季節まで楽しんでもらえるよう生産体制を整えているという。
また3月(14日)は、“刺激的なキレ”の特別限定醸造商品「エクストラハード」も期間限定で発売する

 

本日の逸品

 

寒グレ 1,2K  

 

塩を打って 身の旨味を引き出します。

 

 

まったりした身 旨味の塊です! 造り、握りでご笑味ください。