【藤光選手とアンダーハンドパス】

8月14日(月)

皆さんこんにちは。

お盆なんで暑さも少しマシになってきました。

今日の記事 

ボルトにはビックリだった 

誰が予想していただろうか

400mリレー初の銅 日本男子“大バクチ変更”ズバリの裏側

メダルを掲げて笑顔の男子リレー陣(C)AP

メダルを掲げて笑顔の男子リレー陣(C)

 日本の強みが発揮された。陸上の世界選手権9日目(日本時間13日=ロンドン)の男子400メートルリレー決勝で、日本(多田修平=関学大、飯塚翔太=ミズノ、桐生祥秀=東洋大、藤光謙司=ゼンリン)が38秒04で3位に入り、世界選手権で初のメダルを獲得した。
 12日の予選1組では米国、英国に大差をつけられての3位。決勝進出こそ果たしたものの、38秒21のタイムは、決勝8チーム中6番目だった。そこで、日本陸連の苅部コーチは本調子ではない4走のケンブリッジ飛鳥をメンバーから外し、リレー要員に招集していたベテラン31歳の藤光を急きょ、アンカーに起用する大バクチ。その藤光はジャマイカとほぼ同時の3位でバトンを受けると、これが現役最後のレースとなった世界最速男ボルトが左足を痛めて倒れるアクシデントにも動揺せず、ゴールを駆け抜けた。
「日本は2001年にアンダーハンドパスを採用して以降、主要世界大会で決勝進出を逃したのは11年の韓国・大邱での世界選手権だけ。陸連の科学委員会が綿密にデータを収集し、分析して、それを現場にフィードバック。選手間でも、『腕振り3回以内でバトンを渡す、受け取る』と細かなことまで確認しあっている。決勝でメンバーが代わってもメダルを争えるのは、十数年をかけてバトンのパスワークを磨き続け、日本の『お家芸』として確立した成果です」(陸上競技に詳しいスポーツライターの高野祐太氏)

突然のアンカー指名を受けた藤光の安定感も光ったが、
「彼は13年のモスクワ世界選手権でも負傷した山県に代わって、急きょリレーメンバーに入って6位入賞に貢献しています。そのため、『スーパーサブ』のような報じられ方をしていますが、本来は200メートルのスペシャリストで個人種目でも十分に日本のトップを争う実力がある。31歳のベテランですが、今年6月に100メートルの自己ベスト(10秒23)を更新するなど、進化を続けています。競技会場でセグウェイに乗ったかと思ったらいきなり巧みに操り、取材を受けている仲間の横でクルクル回って冷やかすなど、ちゃめっ気とそして抜群のバランス感覚、運動神経がある。今後、注目して欲しい選手の一人です」
と、前出の高野氏。
日本の400メートルリレーは昨年のリオ五輪での銀に続くメダル獲得。伝統とバトンワークの巧みさで、「決勝常連国」から「メダル常連国」になりつつあるのは確かだが、

「世界選手権初のメダルは立派ですが、今回のタイムは38秒04で昨年のリオの37秒60から落としている。ボルトのアクシデントがなければ、恐らく4位でメダルはなかったでしょう。これまでバトンのパスワークにそれほど関心を持ってこなかった強豪国の中でも、オランダなどの一部有力国は熱心に取り組み始めています。日本がパスワークの優位性を保つためにはもっと技術を高める必要があると思います」(高野氏)
2020年の東京五輪を見据えれば、今回のメダル獲得にもろ手を挙げて喜んでいるだけではダメということだ。

 

本日の逸品 

 

金目だいの煮付け