【老いてなお盛ん】
9月23日(土)
皆さんこんにちは。
今日の記事
清宮君プロ志望届出しました。
パリーグがいいと思うが。
野村克也氏、ヤクルト次期監督“やる気満々” 「高津?他に誰かいないの?俺に話を…」
★(上)
もう見ていられない。監督通算1565勝の野村克也氏(82)が夕刊フジのインタビューに応じ、44勝89敗2分でブッチギリ最下位(20日現在)に沈み真中満監督(46)の退任が決まっているヤクルトの次期監督に立候補した。さらに、ヘッドコーチにOBの宮本慎也氏(46)=元日本プロ野球選手会会長=を据え帝王学を伝授するプランも披露。リーグ優勝4回、日本一3回の野村ヤクルトが20年ぶりに復活すれば、黄金時代到来は間違いないか。(聞き手・塚沢健太郎)
--真中監督が8月22日に今季限りでの辞任を表明してから約1カ月。いまだに次の監督が決まっていない
「(新聞に)高津(臣吾2軍監督、48)とか書いてあるのを見たけど」
--野村ヤクルト時代のストッパーだが、どうか?「名選手ではあったけど、名監督になれるかどうか…。投手出身の名監督って、いる? 固定観念を持ってはいけないかもしれないが、いいヘッドコーチをつけないと厳しいだろう。他に誰かいかな
--本来なら監督経験のない人より、チームを立て直せる“最下位請負人”のような人がいい
「俺は南海(現ソフトバンク)、ヤクルト、阪神、楽天の4球団の監督をやって、ほとんど前年最下位だったからな」(ヤクルトだけは就任前年4位だったが、9年連続Bクラスと低迷していた)
--今年のヤクルトは、球団創設1年目の2005年に97敗した楽天並みの惨状だ
「俺に話を持ってくれば、ヤクルトはたいしたもんだよ」
--どういうことか
「いまは年齢で評価される。『野村さん、おいくつですか? えっ、82歳!?』と。でも監督をやるのに年齢は関係ない。首から上が元気なら監督はできる。メジャーリーグにも80代の監督がいたそうだ(1950年、コニー・マックは87歳でアスレチックスの監督を務めた)」
--やる気満々ということか
「やる気満々だよ!」
--ヤクルト監督時代には、『古田(敦也捕手)に車椅子を押してもらいながら監督をやる』と話していた。古田さんが車椅子を押してくれるかどうかはともかく…
「“車椅子監督”が1人ぐらいいてもいいだろう」
--確かに見た目は年を取ったが、解説の切れ味は衰えていない
「いまのプロ野球の大きな問題は、指導者、後継者不足。監督の器がいない。だが、こうなった責任はわれわれの世代にもある。古田は、いい監督になると期待していたんだけど…全然だったね」
--古田監督が2007年に最下位となって辞任してから、ヤクルトはおかしな方向に進んでいるようにも見える
「俺が監督で、宮本慎也をヘッドコーチにして、次期監督として教育するというのでどうだ」
--そうなればヤクルトに再び黄金時代が到来しそうだ
「宮本は俺と同じで処世術が下手だ。今は能力主義ではなく、処世術の時代。嫌な世の中だな。これでは日本はよくならない。中畑(清=前横浜DeNA監督)や栗山(英樹=日本ハム監督)のように、明るい、軽い、感じがいい人のウケがいい。俺みたいに暗い、重いはダメだ」
--暗くはないが、近寄りがたい雰囲気
「付き合えば暗くはないけど、知らない人には暗く見えるだろう」
--年俸が高く、金がかかると思われているのでは?
「あと5年生きられるかどうかなんだから、もう金はいらない。サッチー(沙知代夫人)が金ならいっぱい持っているようだし。衣食住全部ある」
--5年どころか、ますます血気盛んだ
「優勝して、ベンチで『監督!』と声をかけたら死んでいた。それが理想だ。“野村、グラウンドで死す”。俺の死に場所としては最高だ」
■野村氏が新著「私のプロ野球80年史」
プロ野球発足翌年の1935年に誕生し、プロ野球ともに人生を歩んできた野村氏が新著「私のプロ野球80年史」(小学館、税抜き1500円)を出版。戦前の沢村栄治、V9時代のONから二刀流の大谷翔平まで、知られざる秘話、エピソードを満載している。
本日の逸品
ひろうす(がんもどき)

手作りです。

