【不可解な事件】

11月16日(木)

皆さんこんにちは。

今日の記事

貴乃花親方の行動が不可解だ 場所後に話すのかな 

安美錦を除き伊勢ケ浜部屋勢は今場所は不調だ。

日馬富士暴行 事件のウラに貴乃花親方と協会内“勢力争い”

ライバル蹴落としに血眼(伊勢ケ浜親方と貴乃花親方)/(C)日刊ゲンダイ

ライバル蹴落としに血眼(伊勢ケ浜親方と貴乃花親方)

 角界を揺るがす大騒動となった。
 14日にスポーツニッポンが報じた、横綱日馬富士(33)のビール瓶殴打事件。先月26日、秋巡業中に行われたモンゴル出身力士たちの飲み会で、貴ノ岩(27)の態度が悪いとして、日馬富士がビール瓶で殴ったという。
 貴ノ岩は11月場所直前に休場届を提出。13日に発表された医師の診断書には、「脳振盪、左前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋底骨折、髄液漏の疑いで、全治2週間程度と考えられる」とあり、当時は師匠の貴乃花親方(45=元横綱)も、「本人の体調が悪い」と話すにとどめていた。
 角界では2007年に、時津風部屋で当時の時津風親方(元小結双津竜)や弟子たちが新弟子をビール瓶で殴るなどリンチを加え、暴行死させる事件が起きている。
 にもかかわらず、品格が求められる横綱が酔った勢いとはいえ、硬いビール瓶で力士の頭を殴り、あまつさえ骨折まで負わせたのだ。

日馬富士は、「貴乃花親方、貴乃花部屋の後援者の皆さま、相撲協会、部屋の親方に大変ご迷惑をかけたことを深くおわび申し上げます」と謝罪し、この日から休場を発表。伊勢ケ浜親方(57=元横綱旭富士)と貴乃花部屋に赴くも、顔を合わせることすらかなわなかった。貴乃花親方は周囲に「許さない。会いたくもない」と話しているそうで、警察に被害届も提出。すでに警察も捜査に動いているという。
■貴乃花親方の思惑が関係?
しかし、この一連の事件には不可解な点も多い。そのひとつが貴ノ岩のケガの症状だ。
貴ノ岩が日馬富士に殴られたのは先月26日。その後は巡業をこなし、月が替わった去る2日には貴乃花部屋の宿舎がある田川市の二場市長を表敬訪問し、「2ケタ勝利を目指す」と意気込みを語っていた。
本紙が田川市役所に問い合わせたところ、「貴ノ岩の様子ですか? 特に変わった様子はありませんでした。(報道を受けて)むしろ驚いているほどです」との回答だった。しかも、貴ノ岩は負傷後、巡業先で地元の病院に行っている。骨折して髄液が漏れるほどのケガなら、なぜその時にわからなかったのか。福岡入りしてから数日後に入院したというのも、おかしな話だ。

ある親方は「来年1月の理事選、その後の理事長選に向けた貴乃花の思惑が関係しているのではないか」と、声を潜めて話す。
貴乃花親方と伊勢ケ浜親方は現体制の打倒をもくろみ、前回16年の理事選では手を組んだ。
しかし、結果は無残にも返り討ち。八角理事長(元横綱北勝海)をトップとした強固な体制は崩せなかった。問題はその後だ。
「2人はあくまで選挙に勝つために手を結んだだけ。もともと年齢も一回り違うし、考え方もまるで異なる。すぐに仲たがいし、今では目も合わせなくなったらしい。来年の選挙では貴乃花一派から新たな理事候補を立て、伊勢ケ浜親方を落選させたいはず。もしそうなら、今回の暴行事件はカモがネギをしょってきたようなもの。普通、休場力士の診断書は場所初日に提出するものだが、貴ノ岩のものはなぜか2日目に出た。あえて発表をずらすことで、メディアに大々的に扱ってもらおうとしたんじゃないか」(前出の親方)

事が大きくなればなるほど、現体制に与えるダメージも大きくなる。スポーツ庁の鈴木大地長官は「非常に残念。(角界の)古いしきたりが影響しているかなど検証する必要がある」と話している。「クーデターを企んでいる」(前出の親方)ともいわれる貴乃花親方にすれば、「してやったり」ではないか。
では、そのもくろみ通りに事が運ぶのか。
「騒動がこうも大きくなれば、伊勢ケ浜親方への処分は避けられない。おそらく理事降格の上、数年の昇格停止が予想される。理事への返り咲きすら不可能でしょう」とは別の親方だが、「だからといって、貴乃花親方の独り勝ちかといえば、そんなことはない」とこう続ける。
「普通、トラブルがあったら協会に説明するのが筋。それを貴乃花親方は自身が評論家を務めているスポーツ紙が報道するまで当たり障りのないことしか言わず、いきなり警察に被害届まで提出している。これに多くの親方衆が『順序が逆だろう!』と怒っている。巡業中のトラブルだけに、巡業部長としての責任も問われる」
そもそも、仮に伊勢ケ浜親方を失脚させたとしても、協会の勢力図は変わりようがない。結果としていたずらに騒動を大きくしただけだとすれば、貴乃花親方の責任は重い。

 

本日の逸品  

 

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