【年賀状の一言】

12月15日(金)

皆さんこんにちは。

今日の記事

平成30年 そうか年賀状かくか

今年も残り15日 そろそろ書く準備しないといけないな

年賀状に一言書くならこれ! 

 

12月に入り、師走の忙しさに振り回されていると、時はあっという間に年末目前に……。その前に新年に向けたひと仕事を忘れてはならない。そう、年賀状作りである。店頭に行けば、凝ったデザインのはがきはあるのだが、心のこもった言葉は自分で考えて添えたいもの。「教えて!goo」にも「年賀状に一言添える言葉」と質問があった。そこで今回は愛されるマナーを教える樋口智香子さんに、年賀状に添えたい気の利いた一言について聞いてみた。

 

■年賀状を送る相手が職場の人である場合

 

いつもお世話になっている仕事場の人への年賀状には、どんな言葉を添えるとよいのだろうか。

 「会社の内部の人への年賀状は『旧年中、お世話になったことへの御礼と新年度の仕事への意気ごみ』を添えるとよいでしょう。丁寧な言葉遣いを意識しすぎると、定型文をそのまま載せたような、味気ない文章になってしまいます。形式ばった挨拶よりも、具体的なシーンが浮かぶような気持ちをこめたメッセージのほうが、印象に残ります。また、感謝の気持ちを述べる際『〇〇さんのおかげで』と、名前を呼びかけるのも効果的です。送る相手が外部の人であれば、『旧年中、お世話になったことへの御礼』の他、『新年度、相手の事業の発展を願う言葉』を添えるとよいでしょう」(樋口さん)

 きちんとした文章をと丁寧な言葉遣いを意識しすぎると、かえってつまらなくなってしまう。相手との思い出やお世話になったことを思い浮かべながら、コメントを書き添えるとよいだろう。樋口さんが例文も教えてくれたので参考にしてほしい。

 例)

 旧年中は、誠にお世話になりまして、ありがとうございました。

 異動後の不慣れな業務のなか、〇〇さんのあたたかいご指導に、何度心が救われたかわかりません。

 今年のプロジェクトは必ずや成功させますので、引き続きお見守りください!

 

■年賀状を送る相手が遠い親戚の場合

 

 それでは会う機会の少ない、遠方の親戚の場合は何を書けばよいだろう。

 「なかなか会うことのできない親戚への年賀状は『疎遠になっていることへのお詫びと家族の近況、相手を気遣う言葉』を添えるといいでしょう。たとえ疎遠になっていたとしても『長男の〇〇は今年、高校受験です』など家族の近況も入れると『もう、そんなに大きくなったのか』といったように、身近に感じてもらうことができます。相手への気遣いは、誰にでもいえるような定型文ではなく、相手の住む地域に由来するメッセージや親戚ならではのエピソードを添える工夫をしましょう」(樋口さん)

 昔を知っている親戚だからこそ懐かしい気持ちになる。以下がその例文である。

 例)

 久しくご無沙汰しております。

 お住いの〇〇は、山々に雪が覆う頃でしょうか。テレビで雪山を見るたびに、叔父様、叔母様、お二人の笑顔を思い出します。

 我が家の長女は、今年の春から小学生です。近くに住みながら、なかなか伺えずに恐縮ですが、お二人のご多幸をお祈りしています。

■年賀状を送る相手が年賀状のやり取りのみの知人の場合

 

 頻繁に会うわけではないが、年賀状は毎年届く。そんな知人がいるという人も少なくないのでは。

 「年賀状のやりとりのみの知人へのメッセージは、『自身の近況と相手を気遣うメッセージ』を添えるとよいでしょう。読んだ相手が楽しい気持ちになるような、明るくユーモアのある近況が効果的です」(樋口さん)

 

なるほど。ユーモアのある年賀状であれば毎年楽しみに受け取ってもらえる。しかし気をつけるべきことがあると樋口さんは続ける。

 「避けたいのは、『今年は一緒に〇〇しましょう!』などと、社交辞令を添えることです。年賀状だけのやりとりになっている場合、どこかわざとらしさが伝わってしまいます。中途半端な社交辞令ではなく、連絡をとったり、会うきっかけを作れるようなメッセージを添えるとよいでしょう」(樋口さん)

 せっかくやり取りが続いている相手ならば、不可能なことではなく現実的な誘いの言葉を入れてみてもよいだろう。以下が例文である。

 

例)すっかりご無沙汰しておりますが、こうして年始のご挨拶をする季節となりました。

 昨年は出張が多く、各地のラーメンの食べ歩きにはまってしまいました。おいしいラーメン情報が知りたいときは、ぜひご連絡ください!

 〇〇さんも、どうぞお元気でお過ごしください。

 無難な言葉を書いてしまいがちな年賀状。相手に合わせた気遣いのある一言で喜んでもらえるものにしたいものだ。

 

 ●専門家プロフィール:樋口智香子

 元資生堂ビューティコンサルタント。一人ひとりを輝かせる接客マナーの専門家。これまでの経験から、自分の魅力に気づき発揮することで愛される接客ができる人になる、と独自のメソッド「愛されマナー術」を確立。

 

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