【職業病】

2月3日(土)節分

 

皆さんこんにちは。

 

今日の記事

 

女子の体操選手もそうだけど成長期に重なるので演技にも影響する

 

真央ちゃんも身体が重くなりア3クセルが飛べなくなった時期もあった

 

摂食障害や低身長…フィギュアスケーターが抱える職業病

 

 

幼少期からリンクで英才教育を受けるフィギュアの選手は、10代半ばから体の変化に直面する。拒食症などの摂食障害に陥るケースも多く、スケーターの「職業病」といわれてきた。村主さんはどうだったのか。



■「小さい頃からジャンプばかりをさせ過ぎ」



 ――10代の頃、体重のコントロールには苦労しましたか。



「思春期のときはなかった。私は年を取ってからの方が大変でした。30代になってからの方が体重が落ちないし、痩せないですね」



 ――10代の選手は体の変化に苦しむという話はよく聞く。



「体つきが変わらなかったら、それはそれでおかしいわけですよ。そこがすごく難しいところですよね。(現役時代より引退後の)これからの人生の方が長い。機械じゃないんだから、壊れたら部品だけ交換すれば治るわけじゃない。……ということを、周りがよく分かっていない人が多いなと思いますね」

 

――周りの大人は練習させ過ぎてしまうと。



「筋力もついていない小さい時期から一生懸命やってほしくないんです。体が出来上がっていないから壊れちゃうし、気持ちも壊れるし、背は伸びないし。特に、ジャンプは背が伸びなくなるからやめてって言っているんですけど、(コーチや選手の両親を含む周囲の大人が)バンバン跳ばせるんです」



 ――ジャンプをやり過ぎると、背が伸びなくなるんですか。



「上半身に筋肉が付いちゃうから、上に伸びない。体操もそうで、上半身に重りをつけているようなもの。だから、私は(生徒の)お母さんたちに『小さい子にはやらせないで』って言うんだけど結局、周りがガンガンやらせちゃう。背が大きくないと、見栄えが悪いからどうしようもないわけですよ。世界で戦うとなると、大人と子供が試合しているみたいになっちゃう。だから言ったのに、と思う」

 

「真央ちゃんが羨ましかった」



 ――宮原知子選手は152センチ、樋口新葉選手は153センチ、坂本花織選手は158センチと小柄。それに比べ、世界のトップ選手は大きい。



「今の選手は比較的大きいですよ、日本人以外は。(ロシア代表の)ソトニコワ(163センチ)も(イタリア代表の)コストナー(169センチ)も。その中で、ちんちくりんな私たちがやったって……。私は157センチくらいなんですけど、日本人でも安藤美姫さん(162センチ)も荒川静香さん(166センチ)も大きい。“たかが5センチ”で見栄えが全然違うんですよ。浅田真央ちゃん(163センチ)が足をバッと上げたら、おお~! と思うけど、こっちは短い脚を何とか長く見せるのに必死。真央ちゃんのスピンを見ても、足が長くていいなあ……と。羨ましかった。インパクトが全然違う。自分が身長で苦労してきただけに、(幼少期から)ジャンプばかり跳ぶのをやめてほしいんです」

 

――フィギュア界では、摂食障害も問題になっている。



「むちゃなやり方をしている人が多いなあ、と思うことはあります。私自身は若い頃、そこまで悩むことがあまりなかった。中学1年のときは結構重かったけど、バランスに気をつけながらきちんと食べていたので。そこは本当、母親に感謝ですね。でも、若くて重い子はなんだかんだで食べている(笑い)。お菓子を買い食いしたり動いていなかったり、練習方法が悪かったり。今の子は外食が多いですからね。何でも手軽にコンビニで買えちゃうし、それでいいと思っている親もいます」

村主章枝 著者のコラム一覧

村主章枝元フィギュアスケート五輪代表

1980年、神奈川県出身。3歳から3年間アラスカで過ごし、帰国後に6歳でスケートを始める。96年、16歳で全日本選手権優勝。99年、早稲田大に進学して佐藤信夫氏に師事。翌2000年の全日本、4大陸選手権で優勝。02年ソルトレークシティー五輪(5位)、06年トリノ五輪(4位)の代表権は、ともに全日本優勝で勝ち取った。14年、33歳で現役引退。現在はタレントや解説者のほか、カナダを拠点に振付師として活動中。

本日の逸品 

 

活黒あわび

 

 

刺身、バター焼きでご笑味ください。