【21世紀枠の意味】

2月2日(火) 
皆さんこんにちは。
明日は節分 
新しい年の始まりとなります
今日の記事  
春の選抜高校野球の出場高がきまりました。

 

小倉清一郎

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小倉清一郎
元横浜高校野球部部長

1944年(昭19)6月16日、神奈川県横浜市生まれの71歳。横浜―東農大を経て三菱自動車川崎―河合楽器で捕手として活躍。現役引退後、東海大一(現東海大翔洋)―横浜―横浜商―横浜で監督、部長を歴任。松坂、成瀬、涌井、筒香ら多くのプロ野球選手を育てた。98年の春夏連覇を含め、3度の甲子園優勝。渡辺前監督を支える名伯楽として主に技術面を指導した。対戦校の投手陣や打線の戦術分析に定評があり、名参謀と呼ばれた。14年夏限りで横浜のコーチを退任。現在は札幌第一や北大津など全国の各校で臨時コーチを務める。

 

あえて言う、センバツの「21世紀枠」は見直すべき

 

 センバツに出場する32校が29日、決まった。



 混戦必至だ。軸になるのは大阪桐蔭(大阪)、木更津総合(千葉)、東邦(愛知)、青森山田(青森)の昨秋の各地域優勝校。それ以外では、故障中の主戦投手が復帰できるかがカギを握る明徳義塾(高知)、昨夏のメンバーが多く残る東海大甲府(山梨)、いなべ総合(三重)あたりも力はある。



 優勝候補筆頭に挙げられる大阪桐蔭は、安定感はあるが、例年のような爆発力はない。東邦のエースで4番・藤嶋は打撃はいいものの、投手として失点が多い。昨春甲子園優勝の敦賀気比(福井)山崎、「松坂2世」の異名を取る創志学園(岡山)高田のプロ注目右腕2人は、現段階では評判が先行している感がある。逆に投手力が高い木更津総合は打線が課題。どこもこれといった決め手がないが、青森山田は走攻守のバランスが取れた好チームだ。
地域でみると、関東の出場校は粒揃いでレベルが高い。九州、中国は全体的にいまひとつ。近畿は大阪桐蔭1校が抜けている。ただ、明石商(兵庫)のエース吉高は好投手。野手投げで直球は140キロくらいだが、低めのスライダーのキレと制球力が抜群で、これが面白いように決まる。近畿大会で大阪桐蔭と接戦を演じていて、公立校ながら面白い存在とみている。



 21世紀枠は釜石(岩手)、小豆島(香川)、長田(兵庫)の3校が選ばれた。部員17人の小豆島は昨秋の明治神宮大会優勝の高松商(香川)を県大会で破り、四国大会に出場している。混戦なら21世紀枠にも上位進出のチャンスがあるかもしれない。



 しかし、あくまで私見として言わせてもらうと、21世紀枠は見直す時期にきているのではないか。



「部員不足などの困難を克服したチーム、文武両道で他校の模範となるチーム、あと一歩で甲子園ながらチャンスを逃し続けているチームなどを別枠で選抜甲子園に出場させ、多くの野球部員に夢と希望を与えようというもの」という理念はもちろん知っている。とはいえ、導入してもう16年目。「別枠」というところにどうしても違和感を感じてしまうのである。
北海道「1」、東北「2」、北信越「2」のセンバツ出場枠は、近年のこの地域の成績を考えると少ない。特に北海道が1校というのは気の毒だ。昨春、北信越代表の敦賀気比が全国制覇したように、雪国は弱いというのは過去の話。東海の「2」も少ない。例えば21世紀枠を3校から1校に減らせば割り振れる、と言ったら語弊があるかもしれないが、センバツの選考方式を見直す時期がきていると、私は感じている。
今日の逸品  

豚の角煮 黒砂糖仕立て 


本日はテーブル席が貸し切りとなります。
カウンター席はあいております。