【走るんか、やっぱり止めるんか】

3月4日(金)
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今日の記事
毎回の議論になるが陸連は、全米選手権のように一発勝負にするか、タイムで選考するかしないと納得がいかない
ファンも興ざめ 福士欠場の「名古屋」に疑惑のペース設定

昨年の大会で日本女子歴代8位となる好タイムをマークした前田彩里(C)日刊ゲンダイ

昨年の大会で日本女子歴代8位となる好タイムをマークした前田彩里(C)

「それはおかしいだろう」という声が、アチコチから聞こえてきそうだ。
 1月の大阪国際で日本陸連設定記録(2時間22分30秒)を突破して優勝した福士加代子(33)は、リオ五輪の代表漏れの可能性もあることから、名古屋ウィメンズ(13日)にエントリーしていたが、1日に欠場を決めた。判断材料のひとつが、主催者が発表した30キロまでペースメーカーが走るラップの目安だという。福士の走った大阪国際は、5キロごとのラップ目安が16分40秒(ゴールタイムは2時間20分台相当)だった。ところが名古屋は、5キロ16分55秒~17分が目安。このペースでゴールまでいっても2時間23分前後のタイムしか出ない。まさか陸連は、福士の記録を抜く選手が複数出てきたら困るのでこんな手を使うのか。
「そう思われても仕方ないでしょう」と、陸上ジャーナリストの菅原勲氏がこう続ける。
「名古屋に出場する有力選手たちは、五輪の出場権を取るため人生を懸けて走るわけです。2時間22分30秒の設定記録はもちろん、福士が大阪で出した2時間22分17秒も超えるつもりでいるはずです。これだけ女子マラソンの代表選考が話題になれば、テレビ中継を見ている人もその点に注目する。ならば陸連は、少なくとも福士が走った大阪と同じように、設定記録をクリアできるラップをペースメーカーに求めなければ嘘です。ハイペースについていけなければ力不足ということ。設定記録を突破できなかった選手も、見ている者も納得します。スタートから設定記録をクリアできないペースで走らせるというのはどう考えてもおかしい。13日まで時間はある。再考するべきです」
 ちなみに、昨年もペースメーカーが指示されたラップは今年と同じだったが、序盤のペースが目安より速かったことや、30キロすぎからキルワが1キロ3分10秒台のハイペースで飛ばしたことで優勝タイムは2時間22分8秒となった。2位争いを演じた3位の前田彩里(24)も、日本人では8年ぶりに23分を切り、2時間22分48秒という好タイムを出した。しかし、それはあくまで結果論。陸連は不信感や疑惑を払拭するためにも、名古屋のラップ目安を改めるべきだ。

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