【春の野草】

3月14日(月)
皆さんこんにちは。
雨です。
流石に寒い
今日の記事
うるさい芸は面白くなかった
個人的にはエハラマサヒロが優勝してかった
R-1優勝まで苦節24年…ザコシショウを支えた事務所の“粘り”

事務所所有の小劇場に居候していたことも(C)日刊ゲンダイ

事務所所有の小劇場に居候していたことも(C)

 3月6日(日)の「R-1ぐらんぷり2016」(フジテレビ系)で優勝したハリウッドザコシショウが話題だ。
 キムタクなどを真似る“誇張モノマネ”の面白さや黒パンツにテンガロンハットだけの見た目のインパクトに加え、芸歴24年の42歳で、苦労話も盛りだくさんだから、バンバン露出している。ここ数年の「R-1」優勝者の中でもっとも目立っていて、今は人気芸人になれるかどうか、大勝負の真っ最中だ。
 3年前、まったく無名の頃に日刊ゲンダイ本紙インタビューコラム「貧乏物語」に登場。大阪の吉本にいた若い頃になだぎ武、中川家礼二、ケンドーコバヤシを、「みんなマニアックな笑いが好きだったんで、気が合ったんス」と、自分の部屋に泊めていたエピソードなどを披露していた。
 その同年代の4人で1人だけ売れず、上京して事務所を移ってからも自分だけ売れず……「僕は大阪、東京で売れていく芸人をたくさん見てきた」という。
そして24年目にしてついにブレークのチャンスをつかんだわけだが、それは本人の努力や諦めない強さだけが理由ではない。売れない芸人を引き取り、40過ぎてもクビにしない事務所の“粘り”にもあるのだ。
 所属事務所の芸人セクションは他の芸能プロより多い、百数十人の芸人を抱えている。なぜかというと、10年以上もまったく売れず、他の事務所をクビになった芸人を“来るものは拒まず”で引き取ってきたから。
 ザコシショウもそのひとり。普通は、24年も売れない、全裸に近い格好の42歳のピン芸人を所属させておくのは考えにくい。それどころか、金がなく、部屋を引き払ったザコシショウを、事務所が持っている小劇場に2年間タダで住まわせたというから、すごい。
 4年前「キングオブコント」(TBS系)に優勝したバイきんぐも、いろんな事務所に所属した後に同事務所に入り、苦節16年目でブレークした。まさに“芸人の駆け込み寺”(※素人でも誰でも入れるわけではないので誤解のないように)。
“売れる陰に見捨てない事務所あり”だが、しかし、「R-1」に出ていた小島よしお、とにかく明るい安村、数年前に出て大ブレークしたスギちゃんと“薄着ピン芸人”は新旧問わず多い。ザコシショウはこの先、どこまでがんばれるか? これは本人次第だ。
(作家・松野大介)
今日の逸品 

春野草の天ぷら 
ヨモギの新芽、たんぽぽの新芽、土筆(つくし)、タラの芽、蕗の薹


採り立てなので香りが最高!
和え物にもできます!