【伽羅ぶき】

3月18日(金)
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巨人の賭博汚染は前監督時代に 原辰徳氏に責任はないのか

説明責任があるはずだ(C)日刊ゲンダイ

説明責任があるはずだ(C)

 16日にソフトバンクでも試合前の円陣で選手間で現金のやりとりをしていたことが明らかになったが、すべての発端が巨人であることに変わりはない。4人もの野球賭博関与者を出し、ロッカールームなどでは日常的にトランプや麻雀、高校野球バクチで現金が乱れ飛んでいた。練習中のノックや自チームの勝敗にすらカネを賭けていたチームには、さらなる疑惑が燻っているともいわれる。
 一連の不祥事はすべて原監督時代に起こったこと。賭博蔓延の実態を把握していたのか。なぜ選手がこうも安易にバクチに手を染めるようになってしまったのか。
「当時の現場のトップとして説明する責任があるにもかかわらず、一切、表に出てこない。ここまで騒動が大きくなって、果たして知らぬ存ぜぬで済むのか。憤慨しているOBは少なくない」(巨人OB)
 原辰徳前監督(57)は計12年も巨人を率い、チーム内のほとんどすべての権限を一手にしていた。野球賭博に手を染めた福田聡志(32)、笠原将生(25)、松本竜也(22)、高木京介(26)の賭博4選手は原監督の下でキャリアを積み、多かれ少なかれ目をかけられてきた連中である。しかし、今年1月に恒例となっている国際武道大学での講義に出てきた際も、その口からは賭博の「と」の字も出てこなかった。ネット上には、「由伸監督にすべてを押し付けて逃げた」などとファンの厳しい声も散見される。
 スポーツライターの谷口源太郎氏が言う。
「ファンからの批判は当然ですよ。原前監督に説明責任があるのはもちろん、ここまで巨人選手の倫理観が欠如してしまう事態を招いた張本人と言っていい。決定的だったと思うのが、数年前(12年)に週刊文春のスクープで発覚した、1億円不倫事件です。自らの女性スキャンダルをもみ消すために、1億円もの大金を素性の怪しい人間に払った。しかも、事が公になると原監督は、ファンに文書で謝罪する一方、情報を流出させているのが直前に解任された清武前球団代表と決めつけ、彼を糾弾する文書もあわせて公表した。問題のすり替えです。自己反省、自己批判のない現場トップのこうした態度が選手に悪影響を与えないわけがありません。その上、そんな原監督に巨人はペナルティーを科すどころかそのまま指揮を執らせ、週刊文春を相手に名誉毀損の裁判まで起こした。選手には、問題を起こしてもお咎めはない、球団がなんとかしてくれる、という印象を与えてしまったはずです」
■原氏が強調の「巨人愛」の成れの果て
 そういえば、原監督時代には主力選手の女性スキャンダルなどが何度も週刊誌を賑わせ、球団首脳が「歴史ある巨人軍のメンバーとしてふさわしくない、たがのゆるみが見受けられた」と繰り返し訓示をたれていた。このときすでに、チーム内には賭博行為が蔓延し始めていたのだから、ブラックジョーク。お構いなしに夜の繁華街でハッスルしていた選手のひとりは、「クラブでホステスを口説くくらい、監督に比べたらかわいいもんでしょ」と笑い飛ばしていたものである。
「原前監督のスキャンダルもそうだし、古くは江川の空白の一日や逆指名制度に絡むドラフトの改悪だってそう。巨人には倫理観やルールというものをないがしろにし続けてきた歴史がある。読売という巨大なメディアグループを親会社に持ち、その読売にはびこる我こそが社会正義だ、自分たちが社会権力を握っているというおごりと傲慢さが、そのまま巨人にも蔓延してきた。球界の盟主を自任し、野球界のルールは自分たちが決めるという傲岸不遜な態度が今日のチームの腐敗、選手の堕落を育んだと言っていい」
そう看破する前出の谷口氏は最後にこう言った。
「今回のことで巨人が貶めたプロ野球に対するイメージは、取り返しがつかないのではないか。金銭授受問題は、他球団にも波及した。プロ野球選手に社会人としての資質が著しく欠けていることを改めて露呈したわけです。自らの仕事にカネを賭けていた彼らは、誇りすら持ち合わせていない集団だった。そんな連中が行うスポーツを誰が信用できるのか。見る価値がない、とファンにソッポを向かれても仕方がありません」
 まったくだ。原前監督がやたらと強調した「巨人愛」の成れの果てがこれでは、スタンドで声をからしてきたファンは浮かばれまい。辞めたから関係ありません、というわけにはいかないだろう。

今日の逸品  
季節の逸品
蕗(ふき)の伽羅(きゃら)煮  


実山椒を入れゆっくりと炊き上げたました 
葉っぱの部分は別に炊いております