【人を幸せにするカレー】

3月25日(金)
皆さんこんにちは。
ここきて寒さがぶり返してきました。
来週は暖かくなるようです。
今日の記事
ポテンシャルは高い
経済快説】ショーンKにあえてエールを送る インチキだったで片付けるには惜しい能力 
 

2016.03.24

 

ショーン・マクアードル川上氏
ショーン・マクアードル川上氏

 ショーンKこと、芸名ショーン・マクアードル川上氏(以下「川上氏」)が経歴を大幅に詐称していた問題が話題だ。「週刊文春」(3月24日号)が詳しい記事を載せたが、ハーバードのMBAで経営コンサルタントだとして知られていた川上氏の華麗な経歴は、全くの嘘であったらしい。それにしても、週刊文春の着眼(いわゆるタレコミも集まるのだろうが)と取材力は突出している。
 川上氏は、複数のテレビ番組でコメンテーターとして出演し、地上波キー局の報道情報番組のメーンの司会者を務めることにもなっていた。しかし、先般全ての番組を降板すると発表した。
 世間は、川上氏個人のスキャンダルとして面白おかしく消化しつつあるようだが、本件には軽く笑って終わりにするにはもったいない深みがある。
 そもそも、経歴詐称自体は感心しないとしても、彼が出演してきた数多くの番組において、彼のコメントが商品として通用し、テレビ局から高い評価を得ていた事実をどう考えるか。
 もちろん、話者の経歴や職業なども含めて、視聴者の判断材料である以上、「経歴が違うと別のコメントだ」と判断することに妥当性はある。しかし、川上氏のコメントの内容、ルックス、声、その他が十分素晴らしいと番組製作のプロたちが判断したのであれば、彼がテレビ番組に出たことに何の問題があったのか。
 まず、経歴が問題だというなら、それを確認しなかった番組のプロデューサー、ディレクター、司会者の仕事振りは杜撰(ずさん)だ。しかし、彼らは、プロとしてショーンKの出演振りに問題なしと判断していたのだろう。次に問うべきは彼らの判断力だろう。
 オンエアが無事に済んで視聴者の反応が好調ならそれで良く、コメントの内容の当否を判断していない、ということなら、視聴者はテレビ番組をそういうものとして見る必要がある(既にそう見ている人は多かろうが)。
 今やコメントを聞くべきは、川上氏よりも、彼を使ったテレビマンたちの方だろう。
 ところで、川上氏のセルフ・プロデュース能力は驚嘆すべき高水準だ。
 各種のつじつま合わせも含めて徐々に作り上げられた人間像なのだろうが、視聴者とテレビマンが好む経歴、職業、ルックス、芸名、話し方、さらには「もっともらしい」コメントの作り方など、ビジネスパーソンには(特に政治家稼業の方々には)、大いに参考になる点があろう。「彼はインチキだった」という一言で片付けるには惜しい。正直に手記でも書いてくれたら、ぜひ読みたいものだ。
 川上氏は、その外見にあっても、中身にあっても「これ以上ないほどテレビ的な人」であり、メディアの本質を批判的に教える生きた教材だ。消えずに活動してほしい。 (経済評論家・山崎元)

今日の逸品 
寒い時には、粕汁か
又は

「熟成カレー」

うちのアルバイトの子が今月中で辞めるので、「まかない」で何が食べたいと聞いたら
「熟成 いってつカレー」でした。
他では食べれない味だそうです。
「人を幸せにするカレー」


うちが大変な時に来てくれて2年半頑張ってくれました。
お疲れ様でした!