【絶対王者にあと一歩】
2月15日(木)
皆さんこんにちは。
今日の記事
S・ホワイトの滑りは圧巻だった!
着地するだけでも大変だ
ハーフパイプはこれ以上の技術は限界があるだろう
東京五輪はスケボーで 平野歩夢が本気で狙う連続メダル
王者にあと一歩及ばなかった。
14日に行われた男子ハーフパイプ決勝で平野歩夢(19)は銀メダル。五輪2大会の金メダルを持つ王者、ショーン・ホワイト(31=米国)に2.5ポイント届かなかった。
「五輪は金メダルを取りたいという気持ちだけで勝てる大会ではない」と悔やんだ平野が見据える先は4年後……ではなく2年後。東京五輪で正式種目になったスケートボードで出場を目指しているのだ。そもそも、平野が4歳のとき兄・英樹(22)の影響で始めたのは、スケートボード。スノーボードを始めたのはその半年後だった。
平野の母校である開志国際高校の関係者に聞くと、「高校入学時、すでに『スケートボードで五輪に出たい』と言っていました」と明かす。
「プロのスノーボーダーはオフシーズンでも室内ゲレンデなどを使って練習する選手が多い。平野も夏にスケートボードをやることで技術の向上につながりました。本校は2014年に開校して4年目で、平野は1期生。今年4月からスケートボード部を創設して、平野のように両立できる環境になりました」
平野は昼間に雪上で練習した後、夕方から屋内でスケートボードに乗り換え、03年に父の英功さんが設立した「日本海スケートパーク」で練習を繰り返した。屋外にはスケートボード台と人工芝を使ったサマースノーボード台(総工費1500万円)、屋内にはさまざまな形のスケートボード台がある。現在は営業しながら老朽化と東京五輪に向けた施設拡充のために移転作業中。広さは2.5倍に広がるという。
英功さんは開志国際高スノーボード部でヘッドコーチを務めながら、日本スケートボーディング連盟副代表理事も兼任。知名度向上の目的で移動式ボード施設を造るなど、連盟内での権限も強そうだ。
2大会連続の銀に「上の目標が見つかっていることは良いこと」と前を向いた平野。冬夏の「二刀流メダリスト」も現実味を帯びてきた。
本日の逸品
太刀魚の塩焼き
肉厚です。ガスオーブンでふっくら焼き上げます。