【美しい三本の矢】

2月22日(木)

皆さんこんにちは。

感動だ!

様々なことに当てはめて見た方が多かったはず。

オランダ人のヨハン・デビットコーチの存在が大きい!

技術だけでなくメンタル、生活環境まで選手に教え込んだ

ラグビー部元日本代表エディー・ジョーンズヘッドコーチが教え込んだもの同じだった。

 

他国が日本のマネをしてくることは間違いがない。

今後メダルを取るのが難しくなるだろう

日本、ハイブリッド走法で「金」 スピード女子団体追い抜き

多くの人がきれいな隊列に目を奪われただろう。

 

スピードスケート女子団体追い抜きで日本が2分53秒89の五輪新記録で金メダルを獲得した。普段はテレビでもほとんど放映されない種目だ。驚かされたのは日本の完璧なチームワークだった。高度な戦略と、時間をかけて習熟した「勝利のライン」が鮮やかだった。

 ▽空気抵抗との戦い

優勝し、リンクを1周する(左から)菊池彩花、佐藤綾乃、高木美帆、高木菜那=江陵(共同) © KYODONEWS 優勝し、リンクを1周する(左から)菊池彩花、佐藤綾乃、高木美帆、高木菜那=江陵(共同)

 団体追い抜きは、1チーム3人で相手チームと戦う。ホーム、バックサイド双方から同時にスタートし、決められた周回内に相手を追い抜けば勝ち。ただそういうケースは滅多になく、大抵は3人目の選手のブレードの先端がゴールした時点のタイムを競う。

 ルールは、古くから行われている自転車競技の団体追い抜きと似ている。自転車の追い抜きは、100年以上も前の1908年ロンドン五輪で初めて実施された伝統ある種目だ。

 トラックを高速で周回する自転車との共通点を生かそうとしたのだろう。スケートでは2000年代に入ってからワールドカップ(W杯)で実施されるようになり、五輪では06年トリノ大会から採用された。

 自転車の団体追い抜きと同様、最大の敵は空気抵抗。後ろの選手の空気抵抗を最小限に抑えるため、自転車もスケートも縦の隊列を組む。先頭選手が“風よけ”になり、後続選手は体力をセーブする。脚力だけでなく、隊列の並び方、先頭交代の仕方などが勝負を左右する。

一糸乱れぬ隊列。決勝で滑走する(右から)高木美帆、佐藤綾乃、高木菜那=江陵(共同) © KYODONEWS 一糸乱れぬ隊列。決勝で滑走する(右から)高木美帆、佐藤綾乃、高木菜那=江陵(共同)

 ▽乱れない隊列

 決勝の相手オランダは、そうそうたる顔触れ。1500メートル金、3000メートル銀のブストをエースに、レーンストラ、デヨングと3人とも今大会のメダリストだ。

 日本は高木美帆こそ1500メートル銀、1000メートル銅でオランダ勢に負けない。しかし佐藤綾乃は3000メートル8位、高木菜那は5000メートルで最下位の12位と力的には劣る。

 このハンディを日本は、どのチームよりきれいなラインを形成して補った。年間300日にも及ぶ長期合宿。高木美帆は「どこのチームより日本はこのパシュート(団体追い抜き)に時間をかけてきた」と言う。リズミカルに前進する日本は、乱れることのない隊列だ。

 先頭交代にも工夫があった。多くのチームが先頭の選手がスピードを緩めて後方に下がる。日本の先頭は速度を持続したまま外側に膨らんでトップを譲り、スムーズに隊列に復帰する。大回りでより距離を走ることになるが、この方が全体の速度を一定させ、スピードの上下による疲労を避けることができる、という。

 ▽燃費の良さで終盤に逆転

 3人の平均身長、体重はオランダの170センチ、62キロに対して日本は159センチ、54キロ。積んでいるエンジンの排気量はオランダの方が断然、大きくて馬力はある。一方、日本はハイブリッドエンジンのように効率、燃費がいい。

 好スタートを切った日本が序盤は先行したが、オランダが中盤に盛り返してリード。それでも日本は慌てない。習熟度を高めてきた隊列は、後半になってその威力を発揮した。

 残り2周、オランダのラップは1周29秒台に。燃費の悪い大型エンジンがきしみだした。燃料に余裕のある日本は息を切らせず28秒台をキープ。残り1周に入る前にリードを奪回し、そのまま逃げ切った。最後の1周のラップは日本が28秒台を維持、オランダは30秒台に落ちた。

 故事に「3本の矢」の教えがある。細い矢は1本ではすぐに折れるが、3本を束ねると強度を増す。それぞれは微力でも、3人で協力すれば大きな力を生み出すとの教えだ。

 日本女子は、3本のしなやかな矢を精密な1本のラインに束ねて、世界の頂点に立った。

(共同通信=荻田則夫)

 

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ドラゴン級

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