【脱走犯御用】
5月3日(木)
皆さんこんにちは。
今日の記事
刑務所の中も社会なんだ
ゆとり世代の子には耐え切れなかったんに違いない
島民の方はえらい迷惑なことだった
脱走逃亡犯やっと逮捕…地元広島が安堵した意外な理由
「逃げるのがしんどかった」と供述しているという。
4月8日に愛媛県今治市の松山刑務所大井造船作業場から脱走した平尾龍磨容疑者(27)が、とうとう捕まった。30日午前、広島県警が広島市内で身柄を確保。夕方、愛媛県警今治署に移送された。
「平尾容疑者が広島駅近くのネットカフェに滞在していたところ、客のひとりが『逃走犯に似た男がいる』と通報した。逮捕時の所持金は2万円ほど。頬が少しこけ、やつれた印象でしたが、広島東署では、取り調べ時に出された弁当を残さず平らげました。脱獄の理由は『刑務所での人間関係に疲れた』と話しているそうです」(捜査関係者)
平尾容疑者は脱獄後、盗んだ車でしまなみ海道を北上し、広島県尾道市の向島に潜伏しているとされていた。広島・愛媛両県警は向島を中心に延べ1万5000人以上の捜査員を動員して行方を追っていたが、平尾容疑者が見つかったのは向島から約70キロも離れた広島市内だった。
「地元では早くから本土に上陸している可能性が囁かれていたのに、警察は大失態です。向島から対岸の本土側までは、わずか200メートル程度の距離しかない。潮の流れは速いが、一日に数回ある潮止まりの時間帯なら泳いで渡ることは簡単です」(地元テレビ局社員)
造船所で作業をしていた平尾容疑者には、潮に関する知識があったのか。ともあれ、逃走犯が捕まり、地元では「ホッとした」という声が広がっている。
「殺人なんかの凶悪犯じゃないけん、身の危険は感じなかった。それよりも、しまなみ海道が検問で渋滞して、普段なら20分で着く病院まで2時間近くかかるのが難儀じゃった。オマワリがうろうろして雰囲気が悪いけ、旅行客も減りそうじゃと尾道の商店はボヤいとった。この時季の瀬戸内は気候もいいし、観光が重要な収入資源じゃけん」(向島住民)
■観光客減、イベント中止で経済損失は絶大
4月14日に予定されていた地元テレビ局主催の自転車イベントも中止になった。約1800人が参加予定だったが、平尾容疑者が潜伏しているとされた向島がコースに含まれていたため、前日に中止を決めたという。
「エントリー料の払い戻しや、当て込んでいた放映スポンサー料が入らなくなったことで、数千万円の損失をかぶったようです。しまなみ海道周辺は、全国有数のサイクリングスポット。例年なら、この時季は名物の湧き水を使ったサイダーが1日300本は売れるのですが、今年はサッパリだとか。レンタサイクルも多いので、平尾容疑者が自転車を盗んで移動した可能性もあります。なんとか大型連休の前半に捕まってくれて、地元は安堵しています」(地元紙記者)
捜査員の人件費を含め、たったひとりの逃走劇が地元に与えた経済損失は莫大だが、3週間に及ぶ逃避行は謎だらけ。
全容解明はこれからだ。
本日の逸品
煮あなご(特大サイズ)
肉厚のあなごをふっくら炊き上げました。
握り、焼きあなごでご笑味ください。