【お得感をくすぐる】

6月14日(木)

皆さんこんにちは。

今日の記事

黒(くろ)~、強(きょう)~とか売れるキーワードがある。

ついつい買ってします。

ブーム到来? 注目ワード「濃い」が“お得感”くすぐり好調

  • 2018年6月12日
U.F.O濃い濃いソース!(左)と濃いめのカルピス(C)日刊ゲンダイ
U.F.O濃い濃いソース!(左)と濃いめのカルピス(C)

 いま、「濃い」というワードが注目だ。たとえば飲料業界。今年3月発売の「濃いめのカルピス」(アサヒ飲料)が好調だ。文字通り、“濃いめ”に仕立てたカルピスで、主力ブランド「カルピスウォーター」より明らかに味が濃い。

「5月の出荷量は130万ケース。カルピスブランドで3カ月という短期間で100万ケースを突破するのは珍しい。予想を上回る売れ行きです」(広報担当者)

“濃いめ”なのに、主力の「カルピスウォーター」と同価格(希望小売価格140円)。単純にオトク感アリだろう。

カップ麺でも「濃い」ワードが登場した。やはり3月にリニューアルした「日清焼そばU.F.O.」。発売40年のロングセラー商品だが、パッケージに“濃い濃いソース!”の大文字が躍る。

「U.F.O.の特長である濃厚ソースの魅力をストレートに、かつ端的に伝える言葉で、いい感じでスタート出来ました」

(日清食品広報担当者)

■「0」「プレミアム」ブームに続くか

改めて調べてみると、ネーミングに「濃い」を使った商品は、いくつかあった。「お~いお茶 濃い茶」(伊藤園)、キリンの発泡酒「濃い味」、S&Bの「とろける濃いカレー中辛」など。

4月からセブン―イレブンで発売中のスターバックスの「ゴールドラテ」も、容器に“濃厚コーヒー”の文字が。最もぜいたくなラテが売り文句の新商品だ。

埼玉学園大学の古澤照幸教授(心理学)が言う。

「刺激欲求という心理学用語があります。刺激的感覚が人をワクワク、ドキドキさせ、程度の濃さがより高い価値観を与えるという考え方。食べ物でも同じです。一連の“濃い”というワードが、心のドキドキ感を高めたり、もう一回近づきたくなるような価値の高さを提供しているのです」

“濃い”の魔力――。

「0」(ゼロ)や「プレミアム」に続くブームの到来か。

本日の逸品

メジナ(グレ)

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磯の香りがほのかにします。