【車両に監視カメラ】

6月22日(金)

皆さんこんにちは。

今日の記事

新幹線の手荷物検査は無理だろうな

山手線は全車両に監視カメラ搭載へ 海外鉄道の防犯現状は

山手線の社内に設置された防犯カメラ(C)共同通信社
山手線の社内に設置された防犯カメラ(C)共同通信社

日本の鉄道各社は、防犯カメラの設置を急ピッチで進めている。

3人が刃物で襲われ殺傷した東海道新幹線では、2015年に車内で起きた放火事件を受け、車両の9割に防犯カメラを設置してきた。今回の事件後は、民間警備会社の警備員を増員し、駅構内や車内の巡回も強化。機械に加え、人間の目でも犯罪を抑止しようという発想だ。

2年後に東京五輪開催を控えた首都圏の鉄道も、基本的な対策は変わらない。

JR東日本は今年度以降、新たに製造する、新幹線、在来線のすべての旅客車両に防犯カメラを設置する。山手線では、20年の東京五輪開催までに全車両で導入する予定。1編成(11両)につき5000万円のコストがかかるというが、すでに先月19日から搭載車両を投入し始めている。

上海では日常的に使われる地下鉄でも手荷物検査が行われているし、高速鉄道はチケット購入の際に身分証明書の提示が求められる。不審者は水際で徹底的にあぶり出そうという考えだ。

「近代化される以前の寝台特急でも、手荷物検査だけはしっかりやっていましたからね。防犯カメラもいたるところに設置されています。中国のカメラは日本のものより高性能で、人物認証が可能。危険人物はすぐに割り出せます」(渡辺輝乃氏)

一方で、日本の鉄道は手荷物検査の実施に否定的だ。JR東海の金子慎社長は、「鉄道の利便性を根本からなくすもの」と話し、導入しない方針を示している。

「新幹線が利便性を失えば、エアラインとの競争で不利になる恐れがあります。現状でも、LCCや早割などを使えば、エアラインを利用した方が価格は安いのです。それでも新幹線を利用するのは、駅に行ってパッと乗れるから。その利点がセキュリティー強化と引き換えになくなれば、新幹線の利用者はエアラインに流れかねません。経営面からすれば、自殺行為です」(渡辺輝乃氏)

大勢の外国人が訪れる五輪まであと2年。そのときも現状の警備で足りるのか。宿題は残ったままだ。

東急電鉄や東京メトロ、都営地下鉄も、全車両に防犯カメラを設置していく計画。首都圏にある駅や車両は、隅々まで監視されているような状況だ。

■中国では地下鉄でも手荷物検査

もっとも、海外の鉄道は日本よりも上を行っている。

欧州では、国をまたぐ鉄道での手荷物検査が当たり前だ。旅行ジャーナリストの渡辺輝乃氏は、「フランス、ベルギー、オランダ、ドイツを結ぶ高速列車『タリス』では、10年以上前から、空港で行われるのと同じレベルの手荷物チェックが実施されています。乗車後も、がっちりした体格の車掌さんが頻繁に車内を巡回。不審者がいないか目を光らせていました」と言う。

英国と大陸欧州の間で運行されている「ユーロスター」の場合は、発車の30分前までに手荷物チェックと出入国審査を終えて改札を通過しなければ、乗車ができなくなってしまう。日本の新幹線に乗るような感覚で駅に向かうと、セキュリティーチェックの長蛇の列にはまり、チケットがパーになってしまうことも少なくない。

中国の鉄道はさらに厳重だ。

上海では日常的に使われる地下鉄でも手荷物検査が行われているし、高速鉄道はチケット購入の際に身分証明書の提示が求められる。不審者は水際で徹底的にあぶり出そうという考えだ。

「近代化される以前の寝台特急でも、手荷物検査だけはしっかりやっていましたからね。防犯カメラもいたるところに設置されています。中国のカメラは日本のものより高性能で、人物認証が可能。危険人物はすぐに割り出せます」(渡辺輝乃氏)

一方で、日本の鉄道は手荷物検査の実施に否定的だ。JR東海の金子慎社長は、「鉄道の利便性を根本からなくすもの」と話し、導入しない方針を示している。

「新幹線が利便性を失えば、エアラインとの競争で不利になる恐れがあります。現状でも、LCCや早割などを使えば、エアラインを利用した方が価格は安いのです。それでも新幹線を利用するのは、駅に行ってパッと乗れるから。その利点がセキュリティー強化と引き換えになくなれば、新幹線の利用者はエアラインに流れかねません。経営面からすれば、自殺行為です」(渡辺輝乃氏)

大勢の外国人が訪れる五輪まであと2年。そのときも現状の警備で足りるのか。宿題は残ったままだ。

本日の逸品

トマトのゼリー寄せ

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お出汁で冷やし固めました。

冷たく美味しい!