【広島V3】

9月27日(木)

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丸が来季FAすれば だいぶ変わるかもしれない

V3広島は球界新盟主 純利益10年100倍で経済効果は巨神以上

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胴上げで中を舞う緒方監督(C)日刊ゲンダイ
胴上げで中を舞う緒方監督(C)

「広島がこのまま日本一になれば、新盟主誕生といっていいでしょう」

こう話すのは、関大名誉教授の宮本勝浩氏だ。広島が26日のヤクルト戦に勝利し、リーグ3連覇を達成した。観客は3万2244人。真っ赤に染まったマツダスタジアムで、緒方監督が9度、高々と胴上げされた。ライバル球団の追従を許さない独走優勝。チームの強さもさることながら、広島は今や、大きなカネを生む球団に変貌を遂げた。

冒頭の宮本氏は、広島優勝の経済効果を459億3421万円と試算した。広島という地方都市に本拠地を置きながら、07年巨人(418億円=日興コーディアル)、14年にリーグ2位から日本シリーズへ進出した阪神(429億円=宮本研究室)をも上回る。

「広島は、編成面では巨人、阪神、ソフトバンクのようにFAや助っ人を大金で獲得するわけでもなく、自前で人材を発掘し、チームの『核』として育成する。営業面においても、3連覇で売り上げは頭打ちになってもおかしくはないのに、3年連続で観客動員を増やし、巧みなグッズ戦略などで売り上げを伸ばしている。『カープ女子』といわれる女性や家族を新たなターゲットにし、地元のみならず、全国でファンを拡大していることが奏功しているのでしょう」(宮本氏)

■コスパも良く最も稼ぐ球団に

実際、広島はこの10年間で観客動員を2倍、売り上げを3倍に増やした。純利益は実に100倍近くにまで膨らんだ。Bクラスをウロウロし、スタンドに閑古鳥が鳴いていた市民球場時代の06年は、観客動員が約101万人、売り上げ約57億円、利益は1450万円だった。それがV2を達成した昨年は観客動員約218万人、売り上げ182億円、純利益13億円にまで激増。リーマン・ショックさえ吹き飛ばす大躍進である。ある経済ジャーナリストの話。

「昨年は実質的に広島が12球団トップでしょう。12球団の純利益1位は日本ハム(21.2億円)だが、大谷翔平のエンゼルス移籍に伴う入札金約22.7億円を得たことが大きかった。巨人(非公表)は年間平均で売り上げ220億~250億円、純利益は14億円前後を推移しているものの、CS進出を逃したため収入は減った。阪神は17年度、過去最高の売り上げ200億円を突破した一方で、純利益は約9.7億円だった。ソフトバンクは昨年、12球団トップとなる約305億円を売り上げましたが、純利益は約7.9億円。巨人、阪神と同様に選手年俸が広島より高い。売り上げは多くても経費が掛かっている分、利益は少なくなるのです」

 そして、こう続ける。

「広島は巨人戦中継の放映権料に頼らず、グッズ販売は17年に入場料収入(約61億円)に迫る54.2億円を稼ぐなど、活路を見いだした。企業調査会社による調査でも、高い格付けを得る優良企業です。今年もコスパが良い広島が最も稼ぐ球団になる可能性は高い」

広島はビジターの試合にもファンが大挙する。たとえば甲子園開催の広島戦は、1試合平均の観客動員が全体の平均より5000人近くも多い。全国的にファン層を広げていることもあって、ビール会社などは広島のロゴをプリントした「カープ缶」を発売するなど、こうしたロイヤルティー収入も増加傾向という。

「地方活性化が叫ばれるこの時代、広島は地元のみならず全国から収入を得ている。他球団が見習うべきところは多い」とは、前出の宮本氏。

一昔前は「球界の盟主」といわれた巨人、阪神はもはやかつて弱小球団だった広島にその座を奪われてしまった。

本日の逸品

赤貝(あかがい)

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鮨の握りでもびみ!