【新・南座】

 

11月1日(木)

皆様こんにちは

今朝は冷え込みました。

今日の記事

リニューアルした「南座」宙刷りになるワイアーも備えている。

好きな人は少々高くても見に来られる。

3年ぶり再開場 新「南座」の“いけず”は高額チケット

お祝いの舞踊「寿式三番叟」(C)日刊ゲンダイ
お祝いの舞踊「寿式三番叟」

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 歌舞伎の発祥地で現存する日本最古の劇場。そんな歴史と由緒ある南座(京都市東山区)の再開場を記念して27日に行われたお練りは祇園の舞妓サンも登場し、それはもう華やかであった。

正面玄関前から八坂神社までの400メートルの間、前代未聞の約3時間に及ぶ全車両交通規制が敷かれ、市川海老蔵(40)や尾上菊之助(41)、市川猿之助(42)、中村勘九郎(36)ら花形役者を中心とした69人のご一行が練り歩いてのお祭り騒ぎ。沿道に駆け付けた1万5000人の観客は写真撮影に大忙しだったが、京都府警450人の警護や誘導が功を奏したのか、大きなケガや事故は起こらなかった。

16年2月、改正耐震改修促進法に引っかかり、休館を余儀なくされた南座。3年近くかけて耐震補強工事を行い生まれ変わったわけだが、特筆すべきは「伝統継承」の方針だ。お練りに先立って開かれた開場式では司会者が「ほとんど変わってない」と強調したように、建築様式はほぼ以前のまま。国の登録有形文化財に認定されていることもあるだろうが、エレベーターの新設やトイレの増設、観客席の新調など利便性を高めたほかは、見えない部分のバージョンアップに力を注いだというわけだ。歌舞伎関連の著書もある作家の中川右介氏は、「好感が持てる」とこう続ける。

「歌舞伎座をはじめ、主だった劇場の多くはオフィスや飲食店などがテナントとして入るタワービルとなり、南座のように単独の劇場は全国的にも珍しい。経営的な効率を重視するのではなく、歴史を重んじる姿勢は伝統を継承する上で重要だと考えます」

開場式で舞台を清めるお祝いの舞踊「寿式三番叟」を披露した松本白鸚(76)、松本幸四郎(45)、市川染五郎(13)の高麗屋三代は、11月からのこけら落とし公演で襲名披露「吉例顔見世興行」を行うが、「この3年間で橋之助改め八代目中村芝翫はじめとする成駒屋、中村芝雀改め雀右衛門は南座での襲名興行はできなかった。それを考えるとこけら落とし公演の演目は順当であり、今回の再開場に合わせた襲名といっても過言ではない。とても楽しみですね」(前出の中川氏)。

ちなみに、こけら落とし公演の料金は1等席で2万5000円なり。歌舞伎座(1万8000円)よりも高額な上、遠方からでは旅費もかさむ。そもそも歌舞伎は江戸時代に庶民の熱狂的な支持を得て広がった大衆娯楽である。高額チケットはいけずな話。発祥の地である南座から料金の改善も求めたいところである。

本日の逸品

グレ(関東名 メジナ)

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これからが美味い魚!