【平成の鍋料理】

12月24日(月)

皆様こんにちは

本来の寒さがきました。

今年も残すところ1週間

今日の記事

「鍋」

食材を入れれば無限大にできる。

シンプルに

「てっちり、かにすき、あんこう鍋、クエ鍋」が好きだ。

景気や流行の“映し鏡” 鍋料理で読み解く「平成」の世相

公開日:
もつ鍋(C)日刊ゲンダイ
もつ鍋(C)

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 日増しに気温が下がってきて、平成最後の鍋シーズン到来だ。「何を大げさな」と思うなかれ。鍋は、その時々の流行を反映する“時代の映し鏡”なのだ。その変遷をたどると、時代の流れが見えてくる。平成の世相を鍋で振り返ってみよう――。フードライターの小松めぐみさんに聞いた。

「平成元年はまだバブル期で、日経平均株価は3万8915円の史上最高値を記録。ところが平成3年にバブル崩壊。この頃はやったのがもつ鍋で、80年代に福岡で店舗数を増やしたもつ鍋屋が東京にも進出。もつは安くて食べごたえもあることから、もつ鍋ブームが2年ほど続きました」

「もつ鍋」は平成4年の新語・流行語大賞銅賞に輝いている。全国に普及し、その後も流行鍋として顔を出すように。その後はどうか。続けて見ていこう。

▼5年 タイスキ

平成の米騒動といわれる米不足が起きた年だ。

「タイ米が流通するようになると、エスニックブームとともにタイスキが知られるようになりました」

▼7年 ピェンロー鍋

「妹尾河童さんの『河童のスケッチブック』で紹介された白菜を使った鍋レシピがブームのキッカケ。不景気時代には、家でひと手間かけて作る鍋も流行します」

▼9年 鴨とクレソンの鍋

「失楽園」で主人公が赤ワインとともに楽しんだ鍋が流行。

「中年男性がやたらと『鴨鍋行こう』と女性を誘っていました」

▼12年 豆乳鍋

一人暮らしの働く女性が増加したころだ。

「ヘルシー志向で生まれた豆乳ブームの流れから豆乳鍋も登場しました」

▼14年 おしゃれちゃんこ鍋

花田勝(現・虎上)が「ちゃんこダイニング若」を運営するドリームアークを設立。一時は24店舗を運営する。

「座敷ではなく、テーブルと椅子で、暗めな照明のオシャレな店。ちゃんこのイメージを一新させた店です」

▼16年 チゲ鍋、火鍋

「冬のソナタ」による韓流ブームでチゲ鍋が広がり、関連で中国の火鍋も人気に。

▼17年 もつ鍋

平成15年にオープンした東京・恵比寿の「蟻月」が芸能人の御用達に。

「“オシャレなもつ鍋”がヒット。鳥インフルエンザなど鳥肉の問題も人気を後押ししました」

▼20年 もつ鍋、ミルフィーユ鍋

 リーマン・ショックがサイフのひもを固くし、その安さからもつ鍋ブームが続く。

「自宅で安く作れる白菜と豚バラのミルフィーユ鍋がはやったのも、同じ理由です。中尾彬さんが学生時代から作っていた鍋として紹介されたことで火がつき、当時は『中尾鍋』と呼ばれましたから」

▼22年 タジン鍋

モロッコの伝統的な鍋。形の面白さとヘルシーさから流行し、自宅用に鍋を買う人も多くいた。

▼27年 ぶりしゃぶ

北陸新幹線開通とFBなどのSNSで普及。北陸の高級食材鍋の写真投稿がSNS上に出回った。

▼29年 フォトジェニック鍋

「インスタグラムの流行で、見た目にインパクトのあるフルーツ鍋やまきまき鍋(肉の野菜巻きなどを整然と敷き詰めた鍋)などが流行しました」

▼現在

「チーズがとろける様子、とろろを回しかける様子など、動画映えする鍋がヒットしています。ヘルシー志向の反動か、チーズやバターを使った高カロリーの“背徳鍋”もブームです」

正月休みは、鍋をつついて、あの頃の思い出に浸ってみますか。

本日の逸品

手羽先の燻製

できました。

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人気の逸品です!