【Mr.シャチホコ】
1月11日(金)鏡開き
皆さんこんにちは
朝は寒かったですけど日中は比較的暖かい
今日の記事
めちゃくちゃ似てる。
久々に本格派ができてきた。
Mr.はミスチルから、シャチホコは名古屋出身だらだそうだ。
櫻井君のものまねも上手だ。
共演は? Mr.シャチホコは和田アキ子を“しゃべり”で料理
最近、女帝・和田アキ子にどうも元気がない。2015年を最後に「NHK紅白歌合戦」からも声がかからなくなり、歌手としての存在感も薄くなりつつある。
それなりに若く見える和田も現在68歳。バラエティー番組に出ていても、共演者の会話のテンポについていけない場面もたびたび見受けられるようになってきた。
そんな中で、ある和田アキ子のモノマネ芸人が脚光を浴びている。先日、先輩モノマネ芸人のみはると結婚したことでも話題になったMr.シャチホコである。彼は和田アキ子に扮して「ウチのガヤがすみません!」「サンデージャポン」「全力!脱力タイムズ」など各局の人気番組に出演した。
和田のモノマネをする芸人は今までにも数多く存在していた。そのほとんどは歌手である和田の特徴的な歌い方をマネるものだった。
しかし、Mr.シャチホコが目を付けたのは、バラエティー番組に出て普通に話をしているときの和田である。
前に出した両手を軽く振りながら、ところどころ言葉を詰まらせてしゃべる。「カメラ」のことを「キャメラ」と言い、自分が知らないタレントが登場すると「何をされてる方なの?」と尋ねる。
今まで誰も意識していなかったような和田のしゃべり方や動きの細かい特徴をよく捉えている。優れたモノマネは優れた批評でもある。彼のモノマネによって、私たちは和田アキ子というタレントを新しい視点から楽しむことができるようになった。
芸名の通り、彼はもともとはMr.Childrenの桜井和寿の歌マネを得意としていた。あるとき、芸人のまちゃまちゃが経営している会員制の飲み屋で、和田に詳しい彼女からモノマネをしてみてはどうかと勧められた。これがきっかけで彼は和田アキ子のしゃべり方や歌い方を徹底的に研究するようになり、ついにはそのモノマネをマスターした。
モノマネは題材選びと切り口が重要だ。和田アキ子という使い古された題材を「普段のしゃべり方」という新しい切り口で料理したところが画期的だった。
昨年9月には「林先生が驚く初耳学!」で本人との共演も果たしている。Mr.シャチホコは本人に気に入られ、靴を譲り受けた。幸いにもサイズはピッタリだったという。
コロッケにモノマネされた美川憲一など、タレントがモノマネをきっかけに再ブレークを果たした事例は今までに数多くある。
Mr.シャチホコの登場をきっかけに和田にも元気を取り戻してもらい、「紅白」の大舞台で2人が共演する姿を見てみたいものだ。
1979年、愛知県名古屋市生まれ。東大文学部卒。テレビ番組制作会社勤務を経てフリーライターに。現在は、お笑い評論家として取材、執筆、イベント主催、メディア出演。近著に「とんねるずと『めちゃイケ』の終わり 〈ポスト平成〉のテレビバラエティ論」(イースト新書)、「逆襲する山里亮太
」(双葉社)などがある。
本日の逸品
丸あじ

脂乗って旨い!