【年寄り「荒磯」襲名】

1月18日(金)

皆さんこんにちは

今日の記事

引退して部屋を持つようだが

稀勢の里にいい力士を育立てられるだろうか?疑問だ

引退の稀勢の里を支える“太いタニマチ”と6000万円の退職金

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涙、涙の引退会見(C)日刊ゲンダイ
涙、涙の引退会見(C)

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「引退」の2文字がどれほど重いものか、本人にしかわからぬ心境があったのだろう。

横綱稀勢の里(32)が16日、引退会見を行った。

「私の……土俵人生において一片の悔いもありません」

と話すも涙をこらえきれず、時折、言葉に詰まる場面もあって、会見場は悲愴感に包まれた。

■早くも物件探し

2017年1月場所を初優勝で飾って横綱に昇進し、翌3月場所で連続V。しかし、13日目の日馬富士戦で左大胸筋と左上腕筋を損傷し、以降はこのケガに苦しんだ。この年の5月場所から途中休場を含め、横綱のワースト記録となる8場所連続休場。横綱審議委員会から不祥事以外で「激励」を受けた横綱は初めてだ。

今場所も初日から3連敗とあっては、土俵を去るしか道はなかった。

「このまま潔く引退するか、残ってファンのために相撲を取るのか、いつも稽古場で自問自答していた」

と話した稀勢の里。今後は荒磯親方として、田子ノ浦部屋の部屋付き親方になるというが、ある親方は「師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)との関係が良くない。早いところ独立したいだろう。事実、独立のために物件を探しているらしいよ」と言う。

独立なら相応のカネが必要だが、先立つものはあるのか。

力士にとって、サラリーマンの退職金に相当するのが養老金と勤続加算金だ。

相撲協会の「力士養老金および勤続加算金支給規定」によれば、横綱の養老金は1500万円。

勤続加算金は横綱が1場所につき50万円、大関は40万円、三役は25万円、幕内は20万円だが、全休や休場があった場所は対象外になる。

 となると稀勢の里は横綱として100万円、大関として1240万円、三役として550万円、平幕として400万円、しめて2290万円の勤続加算金を手にする。

加えて横綱と大関には、理事会の決議によって特別功労金が支給されるケースがある。

「平成の大横綱」の異名をとり、世間に「若貴ブーム」を巻き起こした貴乃花には1億3000万円の特別功労金が出たものの、「特別功労金はおそらく稀勢の里にも出るさ。それなら額は貴乃花の半分くらいかって? とても、とても……」と、ある親方がかぶりを振ってこう続ける。

「特別功労金の算出方法は公になっていないけど、ある程度、基本的な計算式はあると聞いた。例えば優勝回数なんかは金額に大きく影響するらしく、優勝22回の貴乃花はそれもあって莫大な金額になった。そこへいくと稀勢の里はたったの2回だからね。おおまかな金額を算出した後で、プラスマイナスが加味される。19年ぶりの日本人横綱として話題になった点は大きなプラスだろうが、横綱として皆勤したのは2場所しかない。おまけに横綱としてはワーストの8連敗、不名誉な記録をつくって晩節をけがしたのはかなりのマイナス。2000万円ももらえれば御の字じゃないか」

 養老金、勤続加算金、特別功労金を合わせて5790万円。稀勢の里は引退したことで、これだけの金額を手にすることになる。

■「カネには困らない」

タニマチの存在も忘れてはいけない。稀勢の里が「荒磯」株を取得したのは、大関昇進前の2010年1月。公益財団法人に移行する前で、まだ親方株の売買が行われていた時期だ。当時、親方株の相場は1億5000万円前後だといわれていた。それを買えたということは、稀勢の里に“太いタニマチ”がいるということだ。

「稀勢の里を筆頭に豪栄道、栃煌山、妙義龍らが名を連ねる昭和61年生まれの『ハナのロクイチ組』は粒揃い。当初から評判が高く、タニマチもついていた。そこにきて、待望の日本人横綱ですからね。東証1部上場の企業や、傘下に10以上のグループ企業を持つ創業100年の老舗企業などが、稀勢の里のバックについている。さらに故郷である茨城県の大小企業も、稀勢の里の応援団。稀勢の里に近い人物は『大手企業が面倒を見てくれるから、彼はカネには困らない』と話していたほどです」(タニマチ筋)

横綱になってからの稀勢の里には取組ごとに多くの懸賞がついた。平均一番30本として、それだけで3200万円超のキャッシュを手にしている。

引退後の青写真を実現する備えは十分というのだ。

本日の逸品

あじのなめろう

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脂乗って美味!