【アジア杯V逸】

2月3日(日)節分

皆さんこんにちは

今日の記事

準決勝の試合よかった。

カタールは日本よりランク上じゃないか?

カタールに完敗アジア杯V逸 森保Jの“戦犯”と今後の課題

公開日: 更新日:
FWアリに先制のオーバーヘッドキックをフリーで打たせてしまった(C)Norio ROKUKAWA/office LA Strada
FWアリに先制のオーバーヘッドキックをフリーで打たせてしまった(C)Norio ROKUKAWA/office LA Strada

拡大する

「負けるべくして負けた試合でした」

UAEで開催されたアジアカップ決勝(日本時間1日午後11時開始)の結果をスタジアムの記者席で見届けたサッカージャーナリストの中山淳氏は試合後、こう言った。

「カタールは、準々決勝で難敵の韓国相手に基本戦術の4DFを5DFに変更して守りを固め、カウンター攻撃に活路を見いだした。得点源は背番号11のMFアフィフと背番号19のFWアリのホットライン。分かり切ったことなのに森保ジャパンのベンチは特に前半、アフィフを<放置>した状態でプレーさせ、試合の流れを持っていかれた上、アリに先制点を決められた。森保監督というのは、選手の自主性に任せてしまうタイプの指導者ですが、相手を分析して勝つために最善を尽くしたカタールのスペイン人指導者サンチェスとの<差>は歴然としていました」(中山氏)

0―1で迎えた前半27分、左利きのMFハティムにミドルシュートを決められた。この選手は韓国を破った虎の子の1点をミドルレンジから決めた選手。

前半30分過ぎに森保監督は、ベンチ前にFW大迫を呼んで指示を与えた。トップ下のMF南野の位置を下げ、中盤に日本の選手を増やすことでカタールの選手に自由にプレーさせないようにしたが、前出の中山氏に言わせると「少なくとも先制された時点でやるべき手だて。森保監督は選手交代を含めて決断がとにかく遅く、数多くの局面で後手に回ってしまう。カタール戦の敗因に森保監督の無為無策を挙げざるを得ない」。

カタール戦1―3の完敗劇は、指揮官の責任が大きいということだ。

■またしても修正力が足りず

もちろん森保監督だけに責を負わせるワケにはいかない。

メキシコ五輪で得点王の釜本邦茂氏が「今大会はMF堂安のプレーに注目したのだが……」とさらに続ける。

「右サイドから中に切れ込んでシュートを狙うのもいいが、研究されてしまって相手に囲まれ、そこでボールをロストしてカウンターの起点にされたり、ボールの出しどころを失ってバックパスというシーンが、大会初戦から目立った。ロシアW杯後に日本の攻撃のキーパーソンに指名され、それなりの結果を残してきたが、買いかぶり過ぎていたかも知れない。彼自身、アジアの大会で通用しなかった部分、改善すべき点を分析して反省材料にしてもらいたい」

開幕戦から現地で取材活動を続けた元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏は「せっかく準決勝のイラン戦で最高の戦いを見せてくれたのに……」と言葉を続けた。

「どうして決勝で最低の試合をやってしまったのか? まったく腑に落ちません。森保監督は『相手は3DFで来ると思った』と試合後の記者会見で話したが、カタールがより引き気味の完全5DFで臨んできた時、ベンチにも選手にも<修正力>が足りなかった。これからの森保ジャパンの大きな課題です」

後半37分にペナルティーエリア内でハンドの反則を犯したDF吉田は、試合後のテレビインタビューで「前半は受け身に回ってしまった」と言ったが、ドイツサッカー協会公認S級コーチの鈴木良平氏が「試合内容や選手のプレーぶりを分析して今後に生かして欲しい」と言う。

「森保ジャパンが攻勢を続け、カタールは守って守ってカウンター頼みという後半の試合展開こそが、日本とカタールとの総合力の差と言っていい。どうして前半の日本は格下のカタール相手に攻守ともに機能しなかったのか? 今大会の傾向として前半と後半のパフォーマンスが激変し、90分を通して安定した戦い方ができなかったのはなぜか?などの懸案事項を検証して、対策を練ってもらいたい」(鈴木氏)

終わってみれば、消化不良感いっぱいのアジアカップだった――。

本日の逸品

京料理の定番の焼き物

さわらの西京焼き

IMG_2069