【中国企業の傘下へ】

3月7日(木)

皆さんこんにちは

昨日は「啓蟄」で冬眠していた虫などが土から出てくる日

今日の記事

中国のネットビジネスの規模は半端ない!

シャープしかり日本の企業がアジアの企業の傘下に入ってしまうのは残念

これも日本との力の差…とうとう中国企業となった大塚家具

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大塚久美子社長(C)日刊ゲンダイ

大塚久美子社長(C)

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 日本と中国の力の差を実感させる記者会見が4日、東京の日本外国特派員協会で開かれる。登壇するのは、経営再建中の大塚久美子・大塚家具社長(51)と、中国と日本の国境をまたぐネット通販を手掛ける陳海波・ハイラインズ社長(45)。苦境の大塚家具を支えたのは、中国人ネットワークだった。

久美子社長は、父・勝久前会長との壮絶な経営権争いを制し、「家具や姫」と呼ばれた4年前が絶頂だった。だが、そこからは経営悪化が続き、18年12月期決算は、当期損失が32億4000万円で3期連続の赤字。15年末には109億円あった現預金が底をつき、資本注入が急務だった。

久美子社長の“婿探し”は昨夏から活発に行われたが、結局、国内企業は尻込み。そこに目を付けたのが、「日本ブランドの高級家具」を扱いたいと考えた中国の家具販売大手・居然之家(イージーホーム)である。中国本土に223店舗を運営する、売上高が1兆円の大企業。昨年12月には、資本業務提携を発表し、「再生」への足取りを確かなものにする予定だった。だが、汪林朋・董事長も個人で出資するというスキームは、今秋、上海での上場を控えたイージーホームに懸念が生ずるということで、業務提携にとどまった。

そこで、イージーホームの紹介者である陳氏が自らリスクを取り、個人と組成した企業連合で第三者割当増資を引き受け、米系投資ファンドとともに38億円を資本注入した。

背後に控えるのは世界時価総額ランキングで第6位、45兆円を誇る電子商取引トップの阿里巴巴集団(アリババグループ)である。アリババグループは、イージーホームの大株主。ハイラインズの主要取引先でもある。

今回、主役となった陳氏は、中国の大学を卒業後、日本に留学。ITエンジニアとしての腕を磨き、ネット関連企業の役員を経て、05年2月、ソフトウエア開発のユー・シー・エル(渋谷区)に招かれて社長に就任。同社を母体に、16年9月に設立したのがハイラインズだ。

今後、大塚家具は美人で聡明な久美子社長を「日本の高級家具販売」の“顔”として生かしつつ、「アリババグループと業務提携するなど中国色を強めることになる」(出資企業幹部)という。大塚家具は文字通り中国系企業となった。

陳氏は、久美子社長と勝久前会長の和解を画策。久美子社長に欠けている販売能力を勝久前会長が設立した「匠大塚」で補おうとしており、これも中国での販売戦略の一環だ。

日本企業が躊躇する中、中国人経営者が、国家戦略企業アリババの軒先を借りて手掛けたのが、今回の大塚家具再生劇の真相である。久美子社長と陳氏の会見では、彼我の力の差を読み取らねばなるまい。

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久々の

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