【勝つ為に手段選ばず】

3月29日(金)

皆さんこんにちは

今日の記事

選抜高校野球が開催中

高校野球もプロと変わらなくなってきた

やはり勝ってナンボなんだろう

星稜が習志野に猛抗議 高校野球に蔓延「サイン盗み」の闇

公開日: 更新日:
センバツ・四回表、マウンドに集まる審判団(左下)、試合終了直後の星稜・林監督と奥川投手(左上)。右は習志野の小林監督(C)日刊ゲンダイ
センバツ・四回表、マウンドに集まる審判団(左下)、試合終了直後の星稜・林監督と奥川投手(左上)。右は習志野の小林監督(C)

拡大する

「フェアじゃない、証拠はある。映像をここで見せてもいいんですよ!」

28日、今秋ドラフト1位候補の奥川恭伸を擁して優勝候補に挙げられていた星稜(石川)が習志野(千葉)に1―3で敗退。まさかの波乱に甲子園が騒然とする中、ベンチ裏通路で前代未聞の騒動が勃発した。

敗軍の将として報道陣の質問に答えていた星稜の林和成監督(43)が突然、「(習志野の)二塁走者がサインを出していた。問題提起させていただきたい」と習志野側に大会規則で禁止されているサイン盗みがあったと言及。取材が終わるや、相手の控室へ2度にわたって乗り込み、習志野の小林徹監督(56)に面と向かって猛抗議、「証拠はありますよ!」と冒頭のように怒りを爆発させたのだ。

問題となったのは、習志野が四回に1―1の同点に追いつき、なおも2死満塁の好機を迎えた場面。直前の1死二塁となった時点でも1度、星稜側はサイン盗みを球審に指摘していた。林監督の抗議を受け、審判団が内野に集まって協議。「疑わしい行為はなかった」として試合は再開されたが、二塁塁審から走者に「紛らわしい行為はしないように」と注意が与えられたという。

小林監督は「私はなんの注意も受けていない」と話したが、林監督はこう言った。

「(習志野のサイン盗みは1回戦の)日章学園戦からずっとです。後ろから私がビデオを撮っていて、誰が見てもおかしいと分かっていた。捕手から(サインを)出すとのぞき込まれるので、途中から投手からサインを出したり、変えながらやってサインミスしてパスボールした場面もあった」

折しも、28日発売の日刊ゲンダイ最終面でさる24日に敗退した横浜(神奈川)にサイン盗み疑惑が浮上して、平田徹監督が「誤解を招いて申し訳ありません」と高野連に謝罪していた事実を報じた直後のことだ。

■勝つために手段を選ばず

相次ぐ不正行為疑惑に事態を重く見た大会本部は異例の会見を開き、「先日の横浜戦でも同じ指摘があった。フェアプレー精神を忘れないという旨の意思疎通を徹底する」とした。

甲子園出場経験のある関西の某公立高校野球部監督がこう言う。

「疑惑が指摘された両校以外にも、今も勝ち残っている強豪私立高校の中には、指導者が選手にサインの盗み方を教え、“常習犯”と疑われる人がいる」とこう続ける。

「特に教員免許を持たない『職業監督』といわれる人たちは負ければ職を失う危機感が常にありますし、勝てば地元での名声が高まってチヤホヤされる。甲子園出場や全国大会の成績に応じて数百万円ものボーナスを出す学校もある。勝てば官軍という監督は残念ながら少なくないですから」

甲子園では2013年夏に花巻東(岩手)が、16年春には秀岳館(熊本)がサイン盗みのスパイ行為を疑われて審判から注意されている。要は勝つために手段を選ばない連中がヤマほどいるということだ。いくら高野連が注意したって、この手のインチキ行為がなくなるとは思えない。

本日の逸品
長崎産あじ
IMG_1997
刺身、なめろうで
IMG_2164