【百貨店閉店ラッシュ】
4月1日(月)
皆さんこんにちは
今日から新年度
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落ち着いた元号のイメージです。
今日の記事
ネット販売等の影響で地方のスーパーも大変だ。
地方は閉店続き主要7割が減収「百貨店」消滅“秒読み”開始
百貨店の閉店ラッシュが止まらない。今月21日には岩田屋三越(三越伊勢丹HD傘下)の岩田屋久留米店新館(久留米市)の営業が終了した。先月28日には井筒屋が運営していた百貨店「コレット」(北九州市)が営業を終えている。
「ここ数年は地方の百貨店を中心に閉店が相次いでいます。デパートの役割は終わったといわれて久しいですが、このままでは本当に百貨店が消滅しかねません」(大手百貨店関係者)
東京商工リサーチはきのう(26日)、「2018年全国主要百貨店の業績調査」を公表。その結果に流通関係者はガク然としている。主要百貨店78社の約7割が減収で、約3割が赤字だったのだ。
「高島屋や、そごう・西武、三越伊勢丹など大手百貨店の売り上げトップ10を見ると、半数の企業が増収増益でした。一方、地方を中心とした『地場独立系』は7社が減収に見舞われ、赤字企業が約4割に達しています。大手との実力差は鮮明で、今後の経営のかじ取りの難しさを感じます」(東京商工リサーチ情報本部の増田和史氏)
ところが昨年あたりから中国人の「爆買い」は終焉し、地方百貨店の売り上げ減少も顕著になってきた。
「地場独立系百貨店の売上高トップ10の合計額は5572億円ですが、この金額は髙島屋1社の売上高7246億円に届かないのです」(増田和史氏)
今年8月にはヤナゲン(岐阜県)の大垣本店が閉店し、9月には山交百貨店(山梨県)や三越伊勢丹の「伊勢丹相模原店」「伊勢丹府中店」が閉店する予定だ。
“百貨店消滅”のカウントダウンは始まっている。
