【そもそも総研】

5月7日(火)

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ナスD、玉川さん含めて

流石にテレ朝の社員は個性豊かな人材が多い

玉川徹氏 暴走発言の真意「おためごかし」じゃつまらない

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テレビ朝日「鳥羽慎一モーニングショー」コメンテーターの玉川徹氏/(C)日刊ゲンダイ
テレビ朝日「鳥羽慎一モーニングショー」コメンテーターの玉川徹氏/

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 朝のワイドショー戦争で、テレビ朝日系の「羽鳥慎一モーニングショー」は3年連続視聴率1位。そんな人気番組で際立つのがこの人、玉川徹さんの歯に衣着せぬ発言だ。時にSNSで炎上も招くが、本人は気にする様子ナシ。視聴者もまさかテレ朝の社員だとは思っていないのでは。

空気を読まない直言の原動力はどこにあるのか。

――番組での自分の立ち位置を意識していますか?

新番組がスタートするにあたって羽鳥さんに「僕が悪役をやるので、羽鳥さんは善玉に徹して下さい」と言い、羽鳥さんも「それで行きましょう」と。僕はコメンテーターだけど、本質はディレクターなんです。今は僕らの番組が視聴率1位ですけど、以前は「とくダネ!」(フジテレビ系)が絶対的王者で、MCの小倉智昭さんはひとりで悪役と善玉をやっていた。「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)の宮根誠司さんも似たようなキャラクター。だったら、悪役と善玉を分けたらどうなのかなと以前から思っていたんです。

――じゃあ悪玉は演出なんですか?

違う違う。自分の中にないものは無理ですから。自分の中の要素を強調して膨らませている感じです。最近は結構、素でやっています。ちょっと暴走気味で、時々反省しています。

――テレビ局の社員という立場なのに、暴走できるのは驚きです。

会社はいいとは思ってはいないと思いますよ。でも視聴者の立場に立てば、社員だからって遠慮して当たり障りのないコメントで面白いですか? 僕ら出演者の間で「おためごかし」と言っているんですが、それじゃあつまらない。元号だって、他の番組では皆「素晴らしい」って言っていたけど、「本気か?」と思うわけですよ。どこか忖度して、褒めざるを得ないような雰囲気だからでしょう。

――テレビ番組も含め社会に同調圧力が蔓延している気がしますがどう思いますか?

同調圧力は日本の特色でしょう。僕は子供の頃から「協調性がない」と通信簿に書かれてね。会社に入ってからも、同じように通信簿みたいなものに「協調性がない」と書かれてガッカリした覚えがあるんですよ。協調性がないのは日本ではダメな資質で、空気を読まなかったり、同調圧力に染まらなかったら不利益になる。でも協調性がないから自由にいろいろできたりする。僕みたいな人間がテレビに出てしゃべったりして会社側が嫌々ながらも良しとしているのだから、同調圧力はだんだん弱まってきているんじゃないですか。

――ワイドショーが扱うからこそ世論が盛り上がるという側面もある。ワイドショーの役割は大きいと思いますが。

もちろん。でも視聴者に関心を持ってもらえるかと考えると、今はウケない。今の政治状況がつまらないというか、世論も諦めちゃっている感があるでしょう。安倍政権がいいとは思っていないけど、マシだと思っている人がほとんどです。いくら野党が「統計不正だ」と言っても、「何も変わらないだろうな」と皆が思っているのが正直なところ。僕らは自分がどう考えるかも大事だけれど、世間がどう感じているのかを感じ取らなきゃいけない。忖度して政治を扱わないわけじゃありません。忖度していたら、元号であんな話できませんからね。

――政治はウケないからやらない。

それがいいとは思っていないですよ。本当は工夫してでもやった方がいいという思いはある。だから沖縄の県民投票については、普通にやっても視聴者の関心を呼べないと思って、ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんというフィルターを通して見てもらう企画を作りました。

(聞き手=小塚かおる/日刊ゲンダイ)

たまかわ・とおる 1963年宮城県生まれ。89年京大大学院農学研究科修士課程修了後、テレビ朝日入社。「内田忠男モーニングショー」「サンデープロジェクト」「スーパーモーニング」などのディレクターを経て、現在「羽鳥慎一モーニングショー」の月~金曜レギュラーコメンテーター。

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蕨(わらび)

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