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縁故は?離婚家庭の子は?慶応幼稚舎入試の秘密を徹底解明

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東京・恵比寿にある幼稚舎(C)日刊ゲンダイ
東京・恵比寿にある幼稚舎(C)

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 先月は各地で名門小学校の入学式が行われ、昨季で巨人の監督を退任した高橋由伸や、石田純一ら“有名パパ”の姿が散見された。

 口コミなどで名門校のトレンドは毎年変化するらしいが、定番の人気伝統校といえば慶応幼稚舎だ。2019年度は男女合計144人の募集に対し1676人が応募。幼稚舎の入試は「東大理Ⅲより難しい」とも評される。一体、どんな子供が超難関をくぐり抜けるのか――。

幼稚舎OB・父母など複数の関係者に取材を重ねて「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)を出版したジャーナリストの田中幾太郎氏に話を聞いた。

「幼稚舎の入試はペーパーテストの類いが一切ないのが特徴です。学校側は福沢諭吉が提唱した『独立自尊』の精神、つまり自分で物事を見極める能力を養うことをもっとも重要視しています。“テスター”と呼ばれる教員は子供が持つ『ポテンシャル』『創造力が膨らむ可能性』を判断するといわれています。幼稚舎といえば“縁故入学”のイメージを持つ人もいそうですが、それは1999年に幼稚舎長に就任した金子郁容氏(現・慶大名誉教授)の改革によって大幅に変わりました。入学願書の“家族欄”がかなり簡素化され、保護者面接もなくなりました。親の離婚歴なども関係ありません」

■離婚家庭の子供は?

具体的に幼稚舎の入試は大きく分けて、絵画などをさせる「集団テスト」と「運動テスト」の2種類が行われる。“過去問”も市販されているが、詰め込み式の受験対策をいくら頑張っても幼稚舎に入ることはできないという。たしかに、幼稚舎のウェブサイトを見ると、〈特別な準備は必要ありません。志願者のありのままの様子を知りたいと考えています〉と書かれている。だからといって、ぶっつけ本番で入試に臨んでも、まず合格することはできないらしい。

「まったく準備なしに試験当日を迎えても、子供はテスターが課題を説明する言葉の意味すら理解できず右往左往するだけでしょう。実際、呼び出し時間が来たらテスターの指示に従い、体操服に着替えたり、運動靴を履いて待機したりしなければなりません。さらにテスターに告げられる『3つのお約束』があります。かつては『走らない』『前の人を抜かない』『おしゃべりをしない』の3つでしたが、2013年度以降はその一部が変更されました。幼稚舎受験を対象とした塾もたくさんあります。私としては“まったく必要ない”と言い切りたいところですが、子供の受験を考えている親は塾の活用法も柔軟に考えればいいと思います」(田中幾太郎氏)

ちなみに幼稚舎は前述の“金子改革”によって1学年のクラス編成が3クラス(K組、E組、O組)から4クラス(K組、E組、I組、O組)に増えた。ただ、今もK組は慶応出身のオーナー企業経営者の子供、O組には開業医の子弟で医学部を目指す生徒が集められる傾向があるという。初年度の学費も154万1480円。万が一、子供が合格したとしても、いわゆる一般家庭の親が通わせるのは簡単ではなさそうだ。

本日の逸品
天然ひらまさ
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ぶり、カンパチに比べると身がさっぱりとした感じです