【61万人引きこもり】
6月1日(土)
皆さんこんにちは
6月突入
今日の記事
今回の事件を事前に予防するとするなら
無職の引きこもりを各地方自治体で管理するしかない
役所の人手はいるかもしれないが定期的に訪問して生活の実態を把握して
未然に防ぐ啓発を促す活動をするしかない。
多少の予防策になると思う
川崎市殺傷事件で問題に…61万人“中高年引きこもり”の実態
川崎市の無差別殺傷事件を起こした岩崎隆一容疑者(51)。長期間定職に就かず引きこもり状態だったため、改めて「中高年の引きこもり」問題に注目が集まっている。
内閣府は昨年、中高年(40~64歳)の引きこもり実態調査を実施。今年3月に公表した結果によると、定職がなく、ほとんど外出しない「引きこもり状態」の中高年は推計61万人超もいる。
中高年の引きこもりはいったい、どんなタイプの人間が多いのか。事件の残酷さが報道でクローズアップされ、中高年の引きこもりは社会不適合者で、社会に恨みを持つ攻撃的なイメージが広がっているが、意外にも実際は違うらしい。
特定非営利活動法人「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」が40~60代前半で引きこもり状態にある人に対し行った質問調査によると、回答の過半数が「正規雇用歴あり」だった。中高年の引きこもりが増加する背景に「家族や本人の病気、親の介護、離職(リストラ)、経済的困窮、人間関係の孤立など」があるとしている。親の介護で仕事ができず、引きこもり状態になっているケースもあるということだ。「大人の引きこもり」(講談社現代新書)の著書があるジャーナリストの池上正樹氏はこう言う。
「引きこもり状態にある人の中には、ブラック企業に勤めてしまったために雇用先でひどいハラスメントやイジメに遭い、恐怖で戻れなくなっているケースが多い。自分を守るため、引きこもらざるを得なくなったということです。事件の容疑者は攻撃的なイメージがついていますが、一般的に、誰かを傷つけたり、自らが傷つけられることを避けようとする。引きこもり状態の人の多くは温厚で真面目な性格です。今は非正規雇用や親の介護などで将来が不透明な人が多い。何かしらのきっかけで、誰もが引きこもり状態になる可能性があるでしょう」
岩崎容疑者が起こした事件によって、ますます中高年の引きこもりは社会に出にくくなったのではないか。
