【ザ・ニュースペーパー】
6月10日(月)
皆さんこんにちは
本格的な梅雨の時期となりました
今日の記事
風刺劇
「ザ・ニュースペーパー」
毎回ネタが面白い!一度生で見てみたいです。
福本ヒデさん「亡き母に“ニセモノ総理”でも見せたかった」
第2次安倍政権が発足して7年目。再登板当初は、これほど長続きするとは誰も想像できなかったに違いない。そんな安倍首相のモノマネで注目されたのが、社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」の福本ヒデさん(47)だ。福本さんは今、どうしているのか。
◇ ◇ ◇
「似てる? 顔のつくりは全然似ていませんよ。安倍総理役をボクがやることになったのは、他にもっと似ている人がいなかったから、というだけです」
JR中野駅から徒歩約3分のビルの一室。ザ・ニュースペーパーの稽古場で会った福本さん、謙遜してこう言った。
「ザ・ニュースペーパーにはボクより安倍さんに似ていた先輩がいたんですけど、辞めちゃったんです」
舞台には政治家も見にくるそうだ。
「ステージは旬のネタで作ったコントで2時間。テレビでは、オンエアできない、際どいネタもやっています。ぜひ生の舞台を見にきてほしいです」
全国を精力的に公演して回り、銀座博品館劇場では、夏と冬に自主公演を行っている。
福本さんはメンバー10人の中でも中心的な存在として、アベ総理、麻生タロウ、石破シゲル、橋下トオルなどを演じている。
「役は愛をもって演じています。悪く言うだけだと、風刺コントじゃなく、ただの悪口だと思うので。安倍政権が長期になったおかげで、ボクも長く演じてこられた。安倍さんが総理を退任する時は寂しくなりそうです」
ザ・ニュースペーパー以外ではこの5月、「永田町絵画館」(ワニブックス)なる風刺画集を出版。フェルメールの「牛乳を注ぐ女」を基に、「火に油を注ぐ女」と題して安倍昭恵夫人をモデルにした女性を描くなど、名画を基にした風刺画と解説で構成している。
「10年前、安倍総理やビートたけしさんも出展したことがあるチャリティーの『文化人・芸能人の多才な美術展』に参加しませんか、と声をかけていただいたのを機に、自己流で描き始めました。徐々にグループ展、個展とやるようになって、銀座かわうそ画廊での個展は今年で4回目になりました」
ハガキサイズなら1万円ほどで売れるという。
「描くのに時間がかかり、早いと2時間、長いものだと構想から3カ月ぐらいかかります。舞台後に帰宅してから描いてクールダウンしたり、朝起きてすぐに描くこともありますね」
「絵ばかり描いて!」と奥さんに文句を言われそうだが。
「家族のことは公に言わないようにしています。舞台を見てくれる方に余計なことを想像させてしまうので」
そりゃ失礼しました。
さて、広島県神石高原町生まれの福本ヒデ(本名・福本秀範)さんは高校卒業後、九州国際大学へ進学。「思い出づくり」で劇団に入り、現在、ザ・ニュースペーパーのメンバーである松下アキラと出会った。
大卒後、福岡で会社員をしながら活動を続け、福岡にライブで来たザ・ニュースペーパーのプロデューサーに声をかけられ1997年、松下とともに上京。メンバーに加わった。
「父は芸能活動に反対していたんですけど、神石高原町で公演した時、チケットをたくさん売ってくれました。16年前に亡くなった母は、凄く応援してくれていたので、ニセモノの総理でも総理になった姿を見せてあげたかったな、と思います」
2007年に第1次安倍政権が終わった時、テレビの露出が急増した。
■07年の安倍首相の入院で引っ張りだこに
「安倍さんが入院しちゃったから、テレビは病院を映すことしかできなくて、困っていたんだと思います。ちょうどその日、安倍さんの扮装をしたボクと小泉さんに扮した松下さんがラジオでコントをやったので、それを聞いたワイドショーや新聞から連日、声がかかるようになったんです」
去年と一昨年は総理主催の“桜を見る会”に招待された。
「安倍さんの代わりに、ボクがたくさんの方に囲まれ写真を撮りました。人気者の気分を味わえて役得でしたね、ハハハ」
本日の逸品
旬のもの
青梅
今年も甘露煮にしました。
疲れた方召上って下さいませ。
今時期しかないものです。