【井筒親方(逆鉾)逝去】

9月22日(日)

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井筒三兄弟次男

まだ若いのに・・

井筒親方・逆鉾の急死で弟・錣山親方、寺尾は沈痛 「相撲の天才、尊敬していた」 鶴竜ら3力士受け入れの可能性は… 

大相撲の「井筒3兄弟」の次男で人気力士だった元関脇逆鉾の井筒親方(享年58)の急死は、相撲関係者、ファンに大きな衝撃を与えた。気丈に振る舞って涙を誘ったのが、弟、錣山(しころやま)親方(元関脇寺尾・56)。17日、NHK大相撲中継の向正面解説として予定通り出演。「しょっちゅうけんかばかりしていたけど、尊敬していた」と故人を偲んだ。(塚沢健太郎)

錣山親方は17日、長兄の元十両鶴嶺山とともに都内の病院ですい臓がんで闘病していた井筒親方の最期を看取った。

「本当に頑張った。褒めてあげたい。最後まで顔を見られたことは幸せだった。小さいときから、しょっちゅうけんかばかりしていた。相撲に対しては天才。それをすごく尊敬していました」

錣山親方は、一夜明けたこの日、朝8時から9時半まで木戸番(チケットのもぎり)をこなした。両国国技館に近い井筒部屋の前には、早朝から多くの報道陣が集まっていたが、木戸番を終えた錣山親方が駆けつけ「家族だけでやりたいので、撮影と取材はこれで止めてください。弟としてお願いします」と何度も頭を下げた。

その後、午後4時前からNHK大相撲中継の向正面解説として予定通り出演。

「母親が亡くなったのは(1979年夏場所の)千秋楽で、私は高校生でしたが、兄2人は力士で、師匠であるおやじ(先代井筒親方、2006年死去)が『おまえらお客さんいるんだから(病院から)帰れ』と。そういう育ち方をしているので、井筒も納得してくれていると思います」と断るつもりはなかったと明かした。

さらに、NHKの解説を終えると、わざわざ国技館内の記者クラブに足を運び「本日はすみませんでした。いない方にも伝えておいてください」と、要望を受け入れて退散した報道陣に礼を述べた。ここにも錣山親方の人柄が表れている。

井筒親方の急死から一夜明けた17日、相撲協会は両国国技館で緊急理事会を開催。横綱鶴竜(34)ら師匠不在となった井筒部屋の力士3人と床山1人は、同じ時津風一門の長である鏡山親方(元関脇多賀竜・61)の鏡山部屋に一時預かりとなることを承認した。

8日目の15日から休場している鶴竜以外の2力士は、これまで通り「井筒部屋」として秋場所に出場。この日は序二段の鶴大輝(28)が白星を挙げ涙を流したが、新たな所属は場所後に改めて協議されることになった。

もともと弟子が2人しかいない鏡山親方は「あくまでも暫定だから。本決まりではない。まだ先の話だ」と、そのまま引き受けるつもりはなさそう。受け入れ先は時津風一門内で調整される方向で、時津風部屋、追手風(おいてかぜ)部屋が候補に挙がっている。

一方で、「錣山親方が師匠の錣山部屋への転籍が一番スムーズではないか」という関係者の声もある。しかし、錣山親方は一昨年末、時津風一門を離脱。現在は二所ノ関一門に所属している。

大相撲は5つの一門から成り、力士が別の一門に移ることはほとんどない。元大関で現在幕下の照ノ富士らが2013年、当時貴乃花グループだった間垣部屋の閉鎖に伴い、伊勢ヶ浜一門の伊勢ヶ浜部屋に移籍した例はあるが、横綱となれば簡単にいかないだろう。

もっとも、部屋付親方らは、師匠の承諾があれば別の一門の部屋への移籍も可能。要は自分たちの都合でしかない。それだけに時津風一門の一部の親方からは「基本は一門内だけど、今回に限っては兄弟だからね」と特例として容認してもいいのではないかという声も挙がっている。

錣山親方は「そんな話はまったく…。本人たちが行きたいところを選んで行くのがベストだと思います。井筒も“どこどこへ行け”と、何か残していっているとは思うので。一門が違いますから、それが一番大きなことでもありますし、そういう話はまだできませんので。それに、自分は若い衆を怒る方なので、うちには『来たくない』と、そういうこともあるんじゃないですか?」と冗談めかしながら語った。

小結阿炎を育てるなど、錣山親方の厳しいながらも愛情あふれる熱血指導は、誰もが知るところ。阿炎が十両から幕下に陥落したとき、井筒親方に頼んで鶴竜の付け人にしてもらい、それを機に開眼し、番付を駆け上がった経緯もある。いずれにせよ、鶴竜は錣山親方に今後を相談するのではないかとみられている。

本日の逸品

ぐじ(甘鯛)塩焼き

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