【エディ・ジョーンズと言う男】

10月28日(月)

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いいお天気です。ようやく秋晴れ

今日の記事

スポーツ史上最強のチーム それがNZの「オールブラックス」

エディさん曰く「神」であるという。

オールブラックスを倒すためこの4年間相当な研究と努力と選手にハードワークを課してきたのがわかる。

イングランドがなぜNZに勝ったのか興味深い記事があった。

エディー・ジョーンズは後半重視でNZ撃破「フィニッシャーを先に決めた」

  • 松瀬 学●文 text Matsuse Manabu
  • 齋藤龍太郎●写真 photo by Saito Ryutaro

 これぞ勝負師の真骨頂だろう。確かな準備とハードワーク(猛練習)、緻密なゲームプラン。名将エディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)率いるイングランド代表が、完璧な試合運びで、王者ニュージーランド(NZ)代表に19−7で完勝、決勝に進出した。

前回のW杯では日本を率いていたエディー・ジョーンズ

26日の横浜国際総合競技場。ほぼ満員の6万9千人の観衆で埋まったスタンドから、イングランド代表の応援歌『スウィング・ロウ・スウィート・チャリオット』が流れる。ノーサイドの瞬間、コーチボックスの最後列で立ち続けていたジョーンズHCは口元にグッと力をこめていた。

まだ満足していない顔だ。4年前のラグビーワールドカップ(W杯)で日本代表HCとして南アフリカを倒し、大喜びした時とはちがう。ジョーンズHCは記者会見で短く、言った。言葉に覇気が満ちる。

「まだ歴史は築いていない。来週、もっと、もっと、いい試合ができる」

ジョーンズHCの野望はずばり、優勝である。世界一だ。だから、2017年5月、京都で組み合わせが決まった時から、この対戦を想定し、準備を積んできた。

ジョーンズHCが述懐する。

「彼らの準備は1週間だ。我々の準備は2年半だった。(NZ対策を)無意識に染み込ませてきた。習慣を続ければ、よきプレーを維持することができる。習慣化されすばらしい試合だったと思う」

最強のNZ代表オールブラックスに勝つためには何が必要なのか。ジョーンズHCはまず日本語で「ニュージーランドはゴッド(神様)ね。ゴッドラグビー」と言った。英語で説明する。

「何をすれば、相手のエネルギーが出てくるのか、を理解しないといけない。それをそぐ必要がある。相手のエネルギーをそぎ、自分たちの強みを生かす必要があった」

つまりは、勝負の鉄則、「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」だろう。個人スキルの高いNZに対しては、FW(フォワード)戦で劣勢に立ったり、ボールを奪取されたり、スペースを与えると手がつけられなくなる。だから、まずはFWがセットピース(スクラム、ラインアウト)、コンタクトエリアで優位に立たなければいけない。

そこでジョーンズHCはフィジカルを徹底して強化してきた。この日はFW勝負に出た。スクラムで押した。コラプシング(故意に崩す行為)の反則も奪った。ラインアウトでは圧倒した。相手が得意なモールで押されなかった。ブレイクダウンでは、結束して対抗し、圧力をかけつづけた。相手に、早いタイミングの”生きた”球出しを許さなかった。

加えて、精神的に対抗すること。相手を過大評価しないこと。キックオフ直前、NZの選手がいつもの儀式『ハカ』をやろうと三角形の布陣をつくったとき、イングランド選手はその先端部分を飲み込むように”Vの字”のカタチにならんだ。

スタンドがどよめく。主将のCTB(センター)オーウェン・ファレルは含み笑いを浮かべながら、一歩前に出た。そう見えた。主将が振り返る。

「自分たちとしては、(ハカの時)そこにただ立って、受けるだけはしたくなかった。相手に敬意を表しながらも、フラット(平坦な)ラインではなく、とがったバー(棒)でハカを受けようと思った」

奇策のキックオフだった。右を向いていたSO(スタンドオフ)ジョージ・フォードがボールを隣のCTBファレルに手渡し、左サイドにドロップキックした。直後のラインアウトからボールを密集の近場、オープン、そして右に左につなぎ、最後はCTBマヌ・ツイランギがポスト右に飛び込んだ。電光石火の先制トライ。電光掲示はまだ「1:39」だった。

タテに強いSOフォードならではの連続攻撃か。ラックの近場を突くタテ突破、アングルチェンジが効いていた。よくみれば、からだのでかいフロントロー陣3人がいずれもボールを持ち込んでいた。

チームの攻めに勢いをつけるため、FWを絡めていく作戦だった。守備では相手の勢いをそぐため、日本代表HC時代にも徹底した攻撃的ディフェンスを見せた。猛タックルでNZのつなぎを寸断した。

とくにFL(フランカー)サム・アンダーヒルの猛タックルたるや。後半中盤、相手のエース、FB(フルバック)ボーデン・バレットを一発で仕留めた。斧のごとき猛タックルだった。

キックの対応もスキがなかった。束となったブレイクダウンの圧倒。ピンチを広げることになるPK(ペナルティーキック)は相手11個に対し、約半分の6個だった。

ジョーンズHCは常々、ラグビーの試合はラスト20分で勝負が決まる、と口にしてきた。この日はNZに反撃を許さなかった。イングランドの運動量が落ちなかった。なぜかといえば、選手交代のタイミングが絶妙だった。

後半7分、疲労がみえた右PR(プロップ)のカイル・シンクラーを、後半14分はLO(ロック)のコートニー・ロウズを、後半29分には左PRのマコ・ブニポラ、HO(フッカー)のジェイミー・ジョージらを一緒に代えた。

ジョーンズHCが説明する。

「私はフィニッシャー(最後の15人)を先に決めた。それを決めてから、先発の15人を決めた。(ラスト20分は)一番重要な時間帯だ。ニュージーランドに勝つためには、フィニッシャーが大事なのだ」

ジョーンズHCは、前回W杯後に日本代表HCを辞め、”ラグビーの母国”イングランドのHCに就任した。日本チームのスーパーラグビー参入を推進するなど、今大会活躍した日本代表の素地をつくったと言ってもいい。

イングランドは前回W杯では開催国でありながら、1次リーグ敗退の屈辱を味わった。辛口の英国メディアにたたかれようとも、ジョーンズHCは結果を出してきた。2016年、17年、欧州六カ国対抗を連覇。昨年11月には、過去、W杯で3戦全敗のNZに1点差で惜敗していた。

やはりエディーはエディーである。日本代表より優れたタレントを徹底して鍛え、決勝の舞台にまで引き上げた。会見でのジョークも相変わらずだ。楽しい。これでHCを辞めるNZのスティーブ・ハンセンのことを聞かれると、「これからは一緒にビールを飲む」と言って、記者を笑わせた。

「次はトヨタ(自動車)でコーチをやると聞いている。それで、トヨタの車はもっと速くなると思う。あっ。ワールドカップのスポンサーとは違う車の名前を口にしたので、トラブルになるかもしれない…。彼は素晴らしいラグビー人生を歩んでいる」

最後に。

ジョーンズHCはミーティングでイングランドの選手たちにこう、言い続けてきた。

「世界最強のチームになろう」

豪州のHCをした2003年W杯では決勝で延長戦の末、イングランドに敗れた。これもめぐり合わせか。今度はその59歳がラグビー母国の代表チームを率い、優勝にひた走る。野望達成まで、あと1つである。

昨夜のNHKサンデースポーツでラグビー日本代表の一列の選手が出てました。

高校の一学年後輩の元日本代表でスクラムコーチの長谷川慎コーチ(47)が今回のジャパンのスクラムを解説

ラグビー経験者でもスクラムは組んでみないとわからない奥の深いものです。

現役選手と並んでも見劣りしない体格でした。

までやれるんじゃないかな?

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具、堀江、稲垣選手のJAPANの第一列

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本日の逸品

いってつおでん

美味しい季節となりました。

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今年は粕汁は作りません。

代わりに具沢山豚汁になります。

よろしくお願いいたします。