【代紋刻印ボトル】

2月22日(土)

皆さんこんにちは

今日の記事

昔は灘の酒剣菱も山口組ご用達の酒だった。

今の時代はアウトだろう

代紋入り焼酎を販売 赤福と6代目山口組“黒い交際”の発端

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三重県伊勢市の赤福本店(C)日刊ゲンダイ
三重県伊勢市の赤福本店(C)

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伊勢参りの土産物で知られる三重県伊勢市の老舗和菓子メーカー「赤福」と名古屋市に本部を置く6代目山口組傘下の暴力団が、2000年12月から12年6月にかけ、11年半もの間、取引を行っていた。

赤福の親会社「浜田総業」は19日、赤福の浜田益嗣会長(82)が辞任したと発表した。浜田会長は約30年前に知り合った山口組系の暴力団幹部から依頼を受け、グループ企業の酒造メーカー「伊勢萬」の担当者に本数や納品日を指示。陶器のボトルに組の代紋の焼き印が押された焼酎3466本、代紋なしの焼酎4714本を暴力団に販売し、11年半で総額1500万円を売り上げていた。

「浜田総業」の広報担当者はこう言う。

「本人の記憶によれば1989年以降、経済人が多数交流するパーティーに浜田会長が参加したところ、会場で女中頭から暴力団幹部を紹介されたそうです。その後、94年から96年、女中頭が度々その幹部を連れてきて、3人もしくは数人で飲食を共にしたり、複数回会っていたそうです」 00年、浜田会長は暴力団幹部から直接、注文を持ち掛けられ、後日、別の関係者からあらためて会長に連絡があった。会長は担当者に電話を入れ、「〇〇さんという人から連絡があるので、そちらで注文を受けてくれ」と指示したという。それ以来、年2回、中元、歳暮の時季になると組関係者から注文が入り、計24回、8180本の焼酎を販売。焼酎は、組と関係のある企業や個人に配られていた。

■社内では「まずいんじゃないか」

同社では、200本以上の注文の場合、希望により、「ネーム入り」のサービスを行っていたという。だが、さすがに「代紋の焼き印」が押されたボトルを製造していた従業員から「まずいんじゃないか」といった声が上がっていたそうだ。

約8年前の12年11月、会長の知人から「こういうボトルを反社会的勢力に販売していると聞いたが問題になるのではないか」という指摘があったため、会長自ら取締役会で申し出て、取引の停止と関係断絶を明言したというが、その時は責任問題にはならなかった。それから7年――。突然の引責辞任の理由は昨年12月に発覚した恐喝未遂事件だった。無職の男が代紋入りの空ボトルをグループ企業に持ち込み、従業員から金を脅し取ろうとして逮捕された。

「ちょうど第三者委員会の発足を検討していたところ、1月16日、会長自ら退任を申し出ました。12年の時点で反社との取引を把握していながら、浜田会長には何の処分もなかった。今回、委員会の発足にあたり、過去の事実関係を含めて調べた上、さらに再発防止策を徹底するためにも、あらためて処分をしなければステークホルダーの理解を得られないという意見もあり、本人の判断に至ったということです」(前出の担当者)

とはいえ、浜田会長は07年に消費期限の偽装問題の責任を取って赤福会長を引責しながら、17年に復帰している。果たして……。

本日の逸品

とらふぐの刺身(てっさ)

SANY0017

カニも河豚もそろそろ終わり