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4月11日(土)

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ブロッコリーがコロナ&うつ予防に期待 千葉大教授に聞く

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  • 新型コロナウイルス
ブロッコリーに含まれるスルフォラファンに効用が(C)日刊ゲンダイ
ブロッコリーに含まれるスルフォラファンに効用が(C)

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 緊急事態宣言。こんな時こそ「レジリエンスな体」づくりに努めるべきだ。レジリエンスとは、困難や逆境に心が折れることなく、柔軟に生き延びようとする力のこと。

千葉大学社会精神保健教育研究センター副センター長の橋本謙二教授によると、ブロッコリーに含まれる物質スルフォラファンに、ストレスに対するレジリエンスを示す作用があるという。

橋本教授は、体が大きく攻撃的なマウスに、体の小さなマウスを1日10分間、10日間攻撃させた。攻撃していない残りの時間は、仕切りをした同じケージで飼育した。攻撃された体の小さいマウスは、うつ様行動を示した。一方、ストレスを与える前、体の小さいマウスにスルフォラファンを与えた。結果、うつ様行動を起こしにくいことを発見した。

さらに、スルフォラファンが生成される前段階の物質グルクロファニンを含むエサを3週間与えると、ストレスから起こるうつ様行動を予防できることも突き止めた。

「マウスの実験ではありますが、人間にも応用できる可能性があります。ただし、スルフォラファンでうつが治るということではなく、日常的に取る必要があります」(橋本謙二教授)

新型コロナウイルスに感染すると、重篤な肺炎(=炎症)に至るリスクがある。そして炎症はうつ病も発症させることが複数の研究で明らかになっており、実際、マウスに炎症を引き起こす物質を投与すると、うつ様行動を起こす。

しかし、橋本教授がスルフォラファンを含むエサを与えてから炎症を引き起こす物質を投与した場合、マウスはうつ様行動を起こさなかった。さらに、思春期のマウス(5週齢から8週齢)にスルフォラファンを与えると、成人期(9週齢)に炎症を引き起こす物質を与えても、うつ様行動を起こさなかった。

「スルフォラファンの抗炎症作用がうつ症状を抑制しているのです。スルフォラファンに限らず、抗炎症作用のある食品を積極的に取ることは、レジリエンスな体をつくり、引いては、新型コロナウイルスの予防のひとつになると期待できます」(橋本謙二教授)

ちなみに、スーパーなどで売っている「ブロッコリースーパースプラウト」の方がブロッコリーよりもスルフォラファンの含有量は多い。ただし、買い占めはご法度だ。